AIによるがん診断
2026-05-12 19:36:38

がん細胞診のAI革命!モッドアステラとWellgen Medicalの提携

モッドアステラとWellgen Medicalの戦略的提携



モッドアステラ株式会社は、台湾のWellgen Medical CO., LTDとの間でがん細胞診におけるAIスクリーニングモデルの共同開発に向けた戦略的提携を発表しました。この提携は、両社の強みを融合させ、診断精度を高めることを目指しています。

モッドアステラは、東京都渋谷区に本社を置く医療AI開発プラットフォームを提供する企業であり、Wellgen Medicalは、細胞診向けトモグラフィイメージング技術を持つ台湾の企業です。このコラボレーションでは、Wellgenが保有するFDAクリア済みのトモグラフィイメージング技術を活用し、モッドアステラの医療AI開発プラットフォームと組み合わせることで、体腔液細胞診における転移がん細胞の検出支援AIを開発することが計画されています。

世界的な病理医不足と診断の課題



がん細胞検出の「細胞診」は、胸水や腹水などの体液中に存在するがん細胞を分析する重要な医療手法ですが、病理医不足が深刻な問題となっています。米国では2030年までに約5,000人の病理医が不足すると予測され、日本でも人口10万人あたりの病理医数は約1.4人と、非常に少ない状況です。

細胞診における転移がんの検出は、診断方法やがんの種類によって感度が32%から77%ほどにとどまっており、これは多くの患者が適切な治療を受ける機会を逃していることを意味します。

従来型AIの限界を克服



従来の病理AIは、平面的な組織切片を用いるWhole Slide Imaging技術に依存して発展してきましたが、細胞診は細胞が三次元的に重なり合うため、従来型スキャナでは、がん細胞を正確に解析することが難しいという課題があります。

Wellgen MedicalのCytoScopeは、トモグラフィ技術を使用し、細胞の立体構造を可視化できるため、従来のスキャナでは得られない情報を得ることが可能です。この3Dイメージング技術とAIアプローチを組み合わせることで、細胞診特有の課題を打破し、より正確な診断を目指します。

AIスクリーニングによる効率化



モッドアステラとWellgenは、漿膜液細胞診向けのAIスクリーニングモデルを共同開発し、WellgenのCytoScopeワークフローへの組み込みを進めます。このAIが疑わしい視野領域を事前に抽出することで、病理医のレビュー時間が短縮され、より効率的な診断が実現されるでしょう。将来的には、遠隔病理診断の基盤構築も視野に入れています。

今後の展望



両社は、この提携を通じて病理診断の効率化と向上を図り、医療現場の負担を軽減することを目指しています。早期の治療機会を増やすことで、患者への貢献も大きな目的となっています。

モッドアステラは、AI開発プラットフォームを提供するスタートアップとして、医療AIの開発を加速して低コスト化も目指しています。一方で、Wellgen Medicalは細胞診向けの最新技術を用いて、病理診断の効率化を推進しています。両社ともに、未来の医療における重要な役割を果たすことが期待されます。

会社概要



  • - モッドアステラ株式会社: AI開発プラットフォームを持ち、医療AIの高速化と低コスト化を目指す。公式サイト: modastera.com
  • - Wellgen Medical CO., LTD: 台湾の医療機器企業で、トモグラフィイメージング技術「CytoScope」を展開。公式サイト: wellgenmedical.com


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会社情報

会社名
モッドアステラ株式会社
住所
東京都渋谷区神泉町10−15アネックス神泉901
電話番号
080-2574-9228

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