料理の魅力を再確認する瞬間
2024年度の第11回料理レシピ本大賞 in Japanが開催され、各部門で優れた作品が選ばれました。 料理書の魅力を広めることを目的としたこの賞は、参加者たちの熱意と技巧を感じさせる素晴らしい内容が盛りだくさんです。
受賞作品の全貌
今年の受賞作品は、料理部門とお菓子部門の2つに分かれて発表されました。まず料理部門の大賞には「
弁当にも使える やる気1%ごはん作りおき」が選ばれ、著者のまるみキッチンさんがその栄誉を手にしました。この作品は、簡単においしい料理が作れるアイデアが詰まっており、忙しい現代人にぴったりの一冊です。
準大賞には「
リュウジ式悪魔のレシピ2」が選ばれ、人気料理研究家のリュウジ氏が手がけたこのシリーズは、家で手軽に作れる美味しいレシピが魅力です。入賞作としては、「ニチレイフーズの広報さんに教わる食材の冷凍、これが正解です!」や「23時のおつまみ研究所」など、多様なレシピが並び、幅広い層に支持されています。
お菓子部門の秀作
お菓子部門では、「
常識やぶりのアイデアおやつ」が大賞に輝き、これもまた著者のsyun cookingさんのユニークなセンスが光る作品です。この本は、家で簡単に作れるおしゃれなおやつのアイデアが無限大で、お子さんたちにも喜ばれることでしょう。準大賞には「体にいいおやつ」と「ふつうの材料だけで作るお店みたいなスイーツレシピ」が選ばれ、それぞれ健康と手軽さを重視した内容となっています。
特殊な賞も授与
特に注目すべきはジャンル賞です。子ども向けの本では「
とびきりおいしいおうちごはん」がこどもの本賞に輝き、食育の観点からも関心が寄せられています。また、エッセイ賞として「
世界の朝ごはん66カ国の伝統メニュー」が受賞し、料理の文化的側面にもスポットが当たりました。
選考の詳細
選考には200人以上の書店選考委員が参加し、208作品がエントリーされ、熾烈な戦いを経て最終的な受賞作品が決まったということで、その過程にも多くのストーリーがあります。受賞作品全14点の中には、プロの選んだレシピもあり、今後の料理の楽しみに繋がる内容ばかりです。
フェアの開催
さらに、9月11日より全国の書店では「第11回料理レシピ本大賞」入賞フェアが開催されます。先駆けとして、受賞作を手に取ることができる絶好の機会ですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
料理は単なる食事ではなく、家庭や友人との思い出を作る重要な要素です。これからの季節、ぜひ受賞作を参考にして、あなた自身の「やる気1%ごはん」を作ってみてはいかがでしょうか。新しいレシピに挑戦して、素敵な食卓を囲む楽しみが広がることでしょう。