ふるさと納税で復興支援を
青森県八戸市が、青森県東方沖地震の影響を受けたことに伴い、株式会社トラストバンクが運営する「ふるさとチョイス」にて、災害支援のための寄付受付が始まりました。これは、岩手県久慈市と青森県三戸町が八戸市のためにふるさと納税を代行する新たな仕組み、つまり「代理寄付」によるものです。
代理寄付の仕組みとは?
代理寄付は、被災した自治体の代わりに他の自治体が寄付を受け付けることで、寄付者が手続きを簡素化するものです。これにより、被災自治体は事務作業に追われず、必要な支援を早急に受け取ることが可能になります。寄付金は、後ほど被災自治体に送られ、地域の復興に活用されます。
「ふるさとチョイス災害支援」とは?
「ふるさとチョイス災害支援」は、2014年から実施されている本サービスは、災害の発生時に利用者が支援を行えるプラットフォームです。寄付者は、被災地に寄付金と共に温かいメッセージを送ることもできます。過去には熊本地震や北海道胆振東部地震などで多額の寄付金が集まり、復旧活動に貢献しました。
現在の寄付受付状況
今回の寄付受付は2023年12月11日よりスタートし、寄付者は「ふるさとチョイス災害支援」のウェブサイトを通じて支援を行うことができます。寄付金は災害支援金となるため、自治体からのお礼の品は基本的にありませんが、地域の復興に直接的に寄与することは大きな意義を持ちます。
さらに、今後は他の支援自治体も追加される予定があり、最新情報は「ふるさとチョイス災害支援」サイトで随時更新されるとのこと。
トラストバンクの使命
トラストバンクは、地域住民が自立して持続可能な地域を作ることを目指し、2012年から本事業を展開しています。ふるさと納税を通じて、全国の自治体へのプラットフォームを無償で提供し、多くの地域をサポート。現在、全国約95%の自治体が利用可能で、76万点以上のお礼の品が提供されているのも大きな魅力です。
これからも、トラストバンクは「ふるさとチョイス」を通じて日本全国の地域の復興に貢献し続けることでしょう。みなさんも、このチャンスにぜひ支援の手を差し伸べてみてはいかがでしょうか。地域を助ける一歩を踏み出しましょう!