岸和田市とMellowが提携、地域活性化の新モデルを構築
岸和田市は、株式会社Mellowとともに新たな地域活性化の取り組みを開始します。この連携は、公共空間を利用したキッチンカー事業を通じたもので、地域の活性化を目指すものです。まずは12月25日に岸和田市役所で協定の締結式が行われ、これからの展開が期待されています。
背景
このプロジェクトの発端は、メロウが提案した「公共空間からの収益を生み出し、行政内で再分配する仕組み」が岸和田市に採用されたことです。これにより、両者は官民共創の下、地域特性を最大限に生かしたサービスを実現することに合意しました。
実証期間が2024年10月から11月まで設定されており、岸和田市役所前でキッチンカーを運営予定です。約800食以上の弁当が提供される見込みで、事業収益の一部は「パンダバンブープロジェクト」に寄付される予定です。この取り組みを通じて、キッチンカーの利便性を向上させ、地域に住む人々に新たな食体験を提供することが期待されています。
協定締結式の詳細
協定の締結式は12月25日午前11時より岸和田市役所の2階市長公室で行われます。岸和田市の永野市長や建設部長などが参加し、協定趣旨の説明や署名が行われます。メロウからも役員が出席し、今後の運営について意見が交わされます。
この式典は、公共空間利用の重要性を認識させ、今後の地域活性化へ向けた第一歩となるでしょう。
取り組みの内容
このプロジェクトでは、新たな公共空間を地域活性化に活用します。主な活用場所は公園や市内の所有施設で、キッチンカーを利用した収益は「パンダバンブープロジェクト」に再分配されるなど、幅広い影響をもたらします。具体的には、岸和田市の里山の保全活動や地域の活動支援を通じて、緑や水環境を大切にしながら、地域の活力を引き出すことを目指します。
さらに、岸和田市は2020年から南紀白浜アドベンチャーワールドとの連携を通じ、「SDGsパートナーシップ協定」も結んでおり、特にジャイアントパンダの餌になる竹の提供を行っています。この収益の一部がさらに活用される仕組みになっています。
今後の展開
2025年1月からは、岸和田市役所前での本格運用がスタートし、平日11:30から14:30までキッチンカーを運営します。これにより、年間5,000食以上の提供を目指し、市民のニーズに応える取り組みが進められる予定です。
この事業を通じて、新たな形の公共空間の活用モデルが確立され、地域の経済活性化と環境保全が両立されることが期待されます。私たち市民も、キッチンカーを通じて地域に貢献することができる新しい形のコミュニティ作りを実現できるでしょう。この取り組みは、未来に向けた希望の光になるに違いありません。
お問い合わせ先
公共空間の活用に関するお問い合わせは、メロウの担当者川崎までご連絡ください。詳細については、公式ウェブサイトを確認してください。
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岸和田市プレスリリース