アイケアの新たな挑戦
2025-09-26 11:35:25

富士通とロート製薬がアイケアを広げる共創プロジェクトを始動

富士通とロート製薬が新たなアイケア体験を発表



富士通株式会社とロート製薬株式会社は、目の健康に対する意識を高めることを目的とした新たな取り組みを発表しました。両社は事前に実施した「未来のアイケアを考えるワークショップ」の成果として、自分の目の動きを拡大して表示する装置「POCOME(ポコミー)」を開発し、2025年10月10日よりその実証実験を開始します。この活動を通じて、目の健康の重要性を広く伝える狙いがあります。

取り組みの背景と意義



近年、テクノロジーの進化とスマートフォンやPCの普及により、長時間の画面使用が日常化しています。しかし、この一因として、視力低下や目の健康問題が深刻化しています。こうした状況の中で、富士通とロート製薬は、目の健康を一人ひとりの課題にする必要性を感じ、「ウェルビーイング」をテーマにした共創を進めてきました。

「POCOME」は、視覚情報が特に重要となるろう学校の生徒たちとの共同プロジェクトの成果として生まれました。この装置は、視覚的体験を通じてアイケアに関心を持たせ、自分の健康を考えるきっかけを提供することを目的としています。

「POCOME」の特長



この新しい装置は、体験者の目の動きをリアルタイムで拡大表示し、様々なアイケアの体験を通じて、目の大切さを感じさせる設計になっています。具体的には、体験者同士で目の動きを交換したり、自動的に瞬きする自分の目を観察することが可能です。こうした一連の体験を通じて、参加者は「目」に対する意識が高まるでしょう。富士通のデザインチームが一貫してユーザー体験をデザインしており、使用者にとっての優れた体験を実現しています。

実証実験のスタート



実証実験は、大阪・関西万博の「リボーンステージ」で開催される「ROHTO Healthcare DAY」に併せて、2025年10月3日に「POCOME」を先行公開します。その後、10月10日から13日までの期間中は、JR大阪駅近くに位置するロート製薬のレストラン「ロートレシピ」にて実際に装置を展示し、体験者からのフィードバックを収集します。

今後の展望



全ての人がアイケアを自分事として捉え、目の健康がより重視される社会を目指す両社。今後も、様々な取り組みを通じて、耳と目が合うコミュニケーションの重要性を伝えていく予定です。多様性を受け入れ合う社会の実現に向けて、両社は引き続き努力し続けます。

これらの活動を通じて、未来のウェルビーイングにおける「目」の重要性を広めていくことに期待が寄せられています。更に詳しい情報については、「POCOME」の公式サイトやロート製薬のYouTubeチャンネルをご覧ください。

参考リンク




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会社情報

会社名
ロート製薬株式会社
住所
大阪府大阪市生野区巽西1丁目8番1号
電話番号
06-6758-1231

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