ロスゼロ大丸心斎橋
2020-10-06 12:05:21

食品ロス削減月間に「ロスゼロ」が大丸心斎橋店で初イベント開催

食品ロス削減月間に「ロスゼロ」が開催する新たな挑戦



2023年10月14日から27日までの期間、食品ロス削減に取り組む事業「ロスゼロ」が大丸心斎橋店にて初めてのSDGsイベントを開催します。このイベントでは、コロナ禍で行き場を失った食品が販売されます。告知された趣旨は、食品廃棄を減らし、消費者の意識を向上させることにあります。

背景



日本国内では、現在も約612万トンの食品が廃棄されているという現状があります。これは、農林水産省のデータによる推計によるものです。2019年10月に施行された食品ロス削減推進法によって、10月は「食品ロス削減月間」と制定され、特にこの時期に関連した活動が推進されています。しかし、今年春に訪れたコロナ禍により、業界全体で食品ロスが大幅に増加しました。

この事態には、消費者も応援購入という形で積極的にシフトしていますが、それでもなお課題があります。「ロスゼロ」はこの流れに呼応し、消費者と食品を直接結ぶ役割を果たしています。

食品ロス削減とSDGs



食品ロス削減は、持続可能な開発目標(SDGs)としても掲げられています。特に、目標12の「生産と消費」、及び目標13の「気候変動による影響」が寄与しています。廃棄される食品がもたらす温室効果ガスの削減に寄与するため、この活動は非常に重要です。

イベントの詳細



  • - 日程: 10月14日(水)~27日(火)
  • - 時間: 10時~20時(全日)
  • - 場所: 大丸心斎橋店 地下1階イベントスペース

販売される食品は主にスイーツ中心で、全て賞味期限内の品質です。ただし、食品ロスの発生は不定期なため、商品は開催期間中に入れ替わる可能性があります。特に大丸心斎橋店のポールボキューズ食パンは、毎日夕方以降の取り扱いとなります。

取り扱い食品の例


  • - 全国各地の特産品(例:北海道ドライとうきび、丹波黒豆グラッセなど)
  • - カフェやレストランの影響を受けたスイーツ材料
  • - クルーズ船内のスイーツ
  • - 大丸心斎橋店出店企業の余剰食品

イベントの特徴



イベントでは、ロスゼロのブースにて食品と共に「ロスの理由」が明示され、同店で取り扱われる商品の競合にならないよう配慮されています。さらに、通常のロスゼロの活動に加えて、子供食堂への連携も行われ、地域貢献にも配慮した取り組みがなされています。

「5方よし」の精神



この企画は「3方よし」を超えた「5方よし」の実現を目指しています。具体的には、食品提供会社、消費者、大丸心斎橋店、ロスゼロ、そして日本社会の食品ロスという課題を同時に解決することを意味します。

  • - 食品提供会社: 廃棄コストを削減し、CO2発生を抑制。
  • - 消費者: 美味しく食べて社会貢献ができる。
  • - 大丸心斎橋店: 食品ロス削減に向けた取り組みを進化させる。
  • - ロスゼロ: 消費者と食品の充実した架け橋となる。
  • - 日本の課題: 食品ロス削減を通じて社会全体に貢献。

『ロスゼロ』の取り組み



2018年4月に設立された「ロスゼロ」は、製造や流通段階で見逃されがちな余剰食品を消費者に届ける通販サイトです。持続可能な社会を目指し、「もったいない、を次の笑顔へ」のミッションのもと、食材の良さや作り手の想いを尊重しながら、エシカル消費の普及を図っています。また、得た収益の一部を地域の子供食堂や福祉施設に寄贈しています。

この他にも、定期的に開催される「ロスゼロ食堂」や高校・大学生との共同による環境意識向上コンテンツの作成など、多岐にわたる活動を精力的に進めています。

追って、ロスゼロの活動に興味を持った方は公式サイトをご覧ください。

  • - ロスゼロ公式サイト
  • - 会社名: 株式会社ビューティフルスマイル
  • - 所在地: 大阪市西区北堀江1-1-21 四ツ橋センタービル9F

会社情報

会社名
株式会社ロスゼロ
住所
大阪府大阪市西区北堀江1-1-21四ツ橋センタービル9階
電話番号
06-4708-7802

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