やさいバス食堂が掛川市と統合に向けて新たな一歩
やさいバス食堂株式会社は2025年4月24日、静岡県掛川市、島田掛川信用金庫、株式会社マクニカとともに「持続可能な地域共創に関する連携協定」を締結しました。この重要な取り組みは、掛川市が推進する「掛川SDGsプラットフォーム」内の共創事業の一環であり、地域資源を活用するとともに多様な主体との連携による持続可能なまちづくりを目指しています。
掛川市の現状と連携協定の背景
掛川市は現在、人口減少や高齢化、環境や経済の問題と向き合っています。こうした状況を鑑み、市は「地域のすべての人や組織が前向きにまちづくりに関わる」という方針のもと、官民連携による共創型プロジェクトを進めています。この度、やさいバス食堂を含む5社(島田掛川信用金庫、株式会社マクニカ、医療法人社団綾和会 掛川東病院、中部電力株式会社)が、この共創の理念に賛同し、持続可能な地域共創に向けた協定を同時に結ぶ運びとなりました。
やさいバス食堂の新店舗の展望
2025年春、やさいバス食堂は静岡県掛川市のJR掛川駅北口に新たな拠点をオープンする予定です。この店舗は、単なる飲食店にとどまらず、以下の三つの重要な役割を果たすことを目指しています。
1.
地域の社員食堂
静岡県産の新鮮な野菜や肉、魚を使った、健康的でリーズナブルな食事を提供し、地域住民や訪問者たちの食生活を支えます。
2.
コワーキングスペース & ビジネス支援拠点
地元の起業家やスタートアップ企業を支援するインキュベーションの場として、また地域の企業が集うことで新たなアイデアや協業を育む場を提供します。
3.
地域の未来を創るイノベーション拠点
セミナーや創業支援プログラム、地域の食材を活用したイベントを通じて、人々をつなぎ、実験的な取り組みを行いながら地域の未来を形作ることを目指します。
地域に根ざした活動の意義
やさいバス食堂は食を「届ける手段」ではなく、「人と人をつなぐ媒介」として考えています。掛川市との今回の連携協定を機に、地域に根ざした活動をさらに推進し、食や農業、ビジネスの共創を進めながら持続可能な地域社会の実現に向けて貢献していく決意です。
会社情報
- 代表者:加藤 百合子
- 所在地:静岡県掛川市駅前4丁目4
- 設立:2024年10月
- 事業内容:飲食業、コワーキングスペース運営、起業支援・インキュベーション事業
お問い合わせ先
やさいバス食堂株式会社
Email:
[email protected]