愛媛の農水産物市況が充実
愛媛県松山市に本社を構える株式会社愛媛新聞社は、2025年10月1日より、愛媛新聞ONLINE内の「愛媛の農水産物の市況」ページを大幅に拡張しました。これにより、今治市、新居浜市、八幡浜市に新たな4つの市場情報が加わり、合計7つの市場の市況データが一挙に公開されることになります。これにより、東予・南予と、さらなる広域にわたる市況の把握が可能となり、農水産物に関心のある人々にとって情報の宝庫となるでしょう。
市況データの新たな収集
先日の8月27日からは、松山市の中央卸売市場、松山市の公設水産地方卸売市場、そして公設花き地方卸売市場の3つの市場に関する市況データが公開されていました。今回の追加公開により、今治市地方卸売市場や新居浜青果市場、愛媛たいき青果市場、八幡浜カネカ青果市場の情報が新たに加わりました。これまでのデータに新たな視点が加わり、より詳細な分析が可能になります。
表示されるデータ内容
今回の拡充では、愛媛新聞で提供される高値や安値に加え、今治市地方卸売市場では中値、新居浜青果市場や八幡浜カネカ青果市場では平均値も掲載されます。さらに、取引が行われた当日には速報性を持ってデータが更新され、午後には新しい情報が反映される仕組みです。
この様に、迅速な情報提供が行われることで、農水産物の市場動向を把握するための非常に便利な端末として機能することが期待されます。特に、八幡浜カネカ青果市場では取り引き全体の平均値を提供,消費者や地元業者にとって大変有益な情報となるでしょう。
無料と有料の利用環境
これらの市況データは、愛媛新聞ONLINEの読者会員またはデジタルプランを購読している方々へ向け、今後順次有料ゾーンでの提供を行います。特に今回追加となった4つの市場に関しては、グラフなどの視覚的表現はまだないものの、利用者からのフィードバックをもとに、今後グラフ化も進めていく予定です。
将来的な展望
愛媛新聞社は、2024年から2025年にかけて異常気象による食品価格の高騰が全国ニュースとして頻繁に取り上げられる中、消費者の価格に対する関心が高まることを受け、愛媛県内の農水産物の価格動向を「いつでも、どこでも」「見やすく」「タイムリーに」把握できるプラットフォームの構築を目指しています。この施策は、幅広いエリアの市場や卸売、小売業者、さらには生産者や消費者にとっても非常に参考になる情報提供が強化されることを意味します。
今後も愛媛県内の他の市場データの公開が進むことで、さらに多くの地域の取引価格や市場の動向を把握するための強力なサポートとなることが期待されます。愛媛新聞社の取り組みを通じて、地域経済や農業の振興に寄与する姿勢は今後も重要です。
【愛媛新聞社について】
会社名:株式会社 愛媛新聞社
所在地:愛媛県松山市大手町1丁目12-1
代表者:代表取締役社長 加藤 令史
創刊:1876(明治9)年9月11日
【お問い合わせ先】
愛媛新聞社システム部(安田・奥村)
TEL:089-935-2275
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