企業向けメール誤送信防止ソリューション「GigaCC Pro」の登場
住友商事株式会社の子会社である日本ワムネット株式会社は、企業や自治体向けに新たな電子メール誤送信防止ソリューション「GigaCC Pro」を発表しました。この新しいサービスは、誤送信や機密情報の漏えいリスクを軽減するための機能を集約したオールインワンのパッケージです。
デジタルでの安全管理の重要性
現代のビジネス環境において、電子メールは企業の基盤の一つとなっています。その便利さの裏には、誤送信や情報漏えいのリスクが潜んでいます。特に、従業員が公私を問わずインターネットを通じて情報を取り扱うことが普通となった今、企業は全社的な情報管理の必要性をさらに高めています。
「GigaCC Pro」は、こうしたニーズに応えるために開発された情報漏えい対策ツールです。具体的には、電子メール誤送信防止機能の「GigaCC MailChecker」や大容量ファイルの送受信機能を含んでいます。これにより、企業は外部への情報持ち出しを統合的に管理でき、安心して業務を行うことが可能です。
機能の特徴
「GigaCC Pro」には、メール誤送信防止機能やファイルの送受信、さらにファイル共有機能が全て揃っています。利用者は同一の操作画面で、アカウント管理やポリシー設定を行うことができるため、管理者の負担も軽減されます。さらに、導入にあたっては数百から数万ユーザの規模にも対応が可能です。
- - GigaCC MailChecker: この新製品はメールの誤送信に関連した「うっかりミス」や故意による持ち出しを防止するための機能が豊富です。例えば、特定のキーワードを含むメールの送信を中止したり、添付ファイルを自動的に暗号化することで、従業員の行動に依存せずにセキュリティを強化します。
- - GigaCC OFFICE: 企業間の大容量ファイルを安全にやり取りするための機能で、受け渡しの環境を確保します。万が一のトラブル時には履歴ログを遡ることができるなど、迅速にリカバリーが可能です。
リリース情報
「GigaCC Pro」のリリース日は2009年12月15日に予定されており、ソフトウェアの購入やレンタルプラン等、企業のニーズに応じた提供形態が用意されています。さらなる詳細は、日本ワムネットの公式ウェブサイトで確認できます。
企業としての展望
住友商事の一員である日本ワムネットは、金融や製造業、通信業などさまざまな業界へのサービス提供を行っています。安全なデータ伝送や管理が求められる中で、「GigaCC Pro」は今後ますます重要な役割を果たすことでしょう。企業としての成長を目指し、常に新しい技術の導入を進めていく姿勢が伺えます。
情報漏えいや誤送信の防止は、企業の信頼性を高めるために欠かせない要素です。「GigaCC Pro」により、企業の安全なデータ管理が実現されることを期待します。