パーソルが「サイバーインデックス企業調査」で星一つを獲得
パーソルホールディングス株式会社は、「サイバーインデックス企業調査2024」において、2年連続で周到なサイバーセキュリティへの取り組みと十分な情報開示が評価され、星一つを授与されました。これは、日本IT団体連盟が実施した調査に基づき、企業のサイバーセキュリティの状況を格付けするものであり、その結果としてこの評価が与えられました。
サイバーインデックス企業調査とは?
サイバーインデックス企業調査は、日本IT団体連盟により実施され、日経500種平均株価構成銘柄の企業を対象にサイバーセキュリティへの取り組みと情報開示を評価するというものです。この調査は、民間企業のサイバーセキュリティ対策の透明性を高め、優れた取り組みを表彰することを目的としています。星の数によって企業の取り組み具合を示し、その数が増えるほど企業のセキュリティ体制が評価される形となります。
パーソルホールディングスの取り組み
パーソルホールディングスは、サイバーセキュリティ及び情報セキュリティの両面からリスク管理に注力しています。具体的には、ネットワーク、サーバ、クラウド、デバイスなどあらゆる領域でサイバー攻撃に対する予防策、脅威の検知、さらには迅速な対応を実施しています。また、「パーソルグループ情報セキュリティ基本方針」に基づいて、情報セキュリティ体制の構築、従業員向けの定期的な教育、不正アクセス対策などを行い、個人情報保護法を含む各種法令の遵守にも取り組んでいます。
さらに、同社には「PERSOL-SIRT」という組織が設置されており、これはサイバーセキュリティ関連のインシデントに対処する窓口となっています。このチームは、社内外のセキュリティ情報の共有と活用の推進、インシデントハンドリング、政策の整備、啓発活動を行い、全社レベルでのセキュリティ意識の向上を図っています。
セキュリティに対する意識とお客様の信頼
パーソルグループのセキュリティに対する意識は非常に高く、サイバー攻撃による情報漏えいやシステム障害のリスクを企業全体の重要なリスクと位置づけています。今後もこの意識を持ち続け、サイバー戦略を進化させることに注力していく予定です。グループ全体のITセキュリティのリスクアセスメントを定期的に行い、ゼロトラストモデルを採用するなど、セキュリティ環境の見直しと改善を行っていきます。さらに、セキュリティ人材の育成にも力を入れ、社内のセキュリティレベルを引き上げることを目指しています。
企業理念と今後のビジョン
パーソルホールディングスは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げており、システムや情報のセキュリティを重要視することは、その理念を実現するためにも欠かせない要素となっています。今後もサイバーセキュリティに焦点を当て、さらなる向上を目指して取り組む姿勢を崩さずに活動を進めていきます。人々の「はたらく機会」を増やし、より良い未来を創造するために、パーソルの変わらぬ努力が続くでしょう。
詳細な情報は、日本IT団体連盟の公式ウェブサイトやパーソルのコーポレートサイトを通じてご覧いただけます。