医療業界を変えるiPad活用の新しい説明ツール「メディタッチ」
新たな医療説明ツール「メディタッチ」が、株式会社メディアコンテンツファクトリーによって2012年3月1日に発売されました。このアプリは、医師やコメディカルがiPadやPCを通じて、分かりやすい医療コンテンツを患者に提供するために設計されています。
「メディタッチ」の特徴
このツールは、従来の説明方法に比べて圧倒的に便利で、患者に安心感を与えることができます。重視されるインフォームド・コンセントのためには、患者への情報提供が不可欠です。そこでメディタッチは、14年以上の医療コンテンツ制作のノウハウを基に、「患者目線」で作られている点が大きな特長です。
1. 多彩なコンテンツと簡便な利用法
「メディタッチ」には、医師が監修した1,000スライド以上の症例写真、イラスト、動画が含まれています。毎月新しいコンテンツも追加されるため、飽きることなく利用できます。機器は1台で全てのコンテンツを参照できるため、医師は分厚い冊子を持ち歩かずに済むのです。
2. 信頼の医療機関との協力
須崎医療クリニックや佐久間小児科など、多くの医療機関が参加し協力を得ています。監修されたコンテンツを用いることで、医師は信頼性の高い情報を患者に提供できるのです。
3. 直感的な操作が可能
タップ一つでコンテンツにアクセスできるため、医療現場以外のスタッフでも簡単に扱うことができます。学びが深まると共に、利用者の負担を大きく軽減します。
4. マルチデバイスの活用
iPadとPCに対応し、診察室や待合室、病室で自由に使えるのもメリットです。これにより、患者と医師の距離感が縮まり、より良いコミュニケーションが実現します。
5. 多彩な機能が搭載
患者への説明を看護師に依頼したり、必要なデータの入力が可能です。また、ペンでの書き込みや印刷機能によって、個別のニーズにも対応しています。
6. オリジナルコンテンツも作成可能
各医療機関の独自のニーズに合わせたコンテンツ制作が可能で、個別の治療方針や検査内容に合わせてカスタマイズすることが可能です。
フィードバックを活かした進化
メディタッチは2011年8月にプレリリース版が登場し、全国の医師から寄せられたフィードバックを元にコンテンツの改良を行ってきました。著名な医師の症例写真なども追加され、さらなる発展が期待されています。
柏原赤十字病院での導入
兵庫県丹波市にある柏原赤十字病院でもメディタッチの導入が進んでいます。院長の片山氏は、医療の標準化を強調し、このツールの必要性を語っています。患者に安心を提供するために、全ての医療従事者が共通の知識を持つことが求められているといいます。
アプリのダウンロード
iPadアプリはAppStoreからダウンロード可能ですが、全ての機能を利用するには契約が必要です。詳しい情報は
こちらからご確認ください。
会社概要
株式会社メディアコンテンツファクトリーは福岡県福岡市に本社を置き、医療機関向けのデジタルサイネージシステムを開発・販売しています。興味のある方は
企業サイトをご覧ください。