SG Groupが沖縄黒糖使用の新ラム酒を発表、待望の「KOKUTO DE LEQUIO Smoky Umami Rum」登場

SG Group、新作「KOKUTO DE LEQUIO Smoky Umami Rum」を発表

SG Groupが手掛ける「KOKUTO DE LEQUIO」シリーズに新たな仲間が加わる。沖縄の黒糖を使用した「KOKUTO DE LEQUIO Smoky Umami Rum」が、2025年3月16日に限定800本で発売される。これは、瑞穂酒造とOneSpiritとの共同開発によるものだ。

かつお節の旨味をラムに

日本の和食文化がユネスコの無形文化遺産に登録されて以来、かつお節の重要性は増している。特に沖縄は全国一の消費量を誇り、琉球王朝の時代からこの食材は愛され続けている。しかし、最近では、料理への使用頻度が減っている状況もあり、かつお節産業への新たな需要が求められている。

「KOKUTO DE LEQUIO Smoky Umami Rum」は、かつお節のスモーキーな風味を大切にし、ラム酒との組み合わせで新たな飲み方を提案。豊かな香りと味わいを持ち、カクテルや料理とのペアリングにも最適だ。

シリーズの背景と目的

このラム酒シリーズは、沖縄の素材を生かし、世界に発信することを目指している。プロジェクトの第1弾としてスタートした「KOKUTO DE LEQUIO」は、沖縄伝統の泡盛と黒糖とのコラボレーションで注目を集めた。続いて、農業や漁業に関連するテーマが盛り込まれた製品も登場し、地域の課題解決に向けた取り組みが行われている。

第2弾の「Yambaru Spiced Rum」や第3弾の「Chura-Umi Spiced Rum」では、沖縄の特産物を使用し、地元の産業を活性化することを目指している。そして今回は、かつお節の持つ風味を活かすことで、日本の食文化を世界のカクテルシーンに広める新たな試みが始まる。

テイスティングノートと飲み方

「Smoky Umami Rum」は、スモーキーな香りとフルーティな甘さが特徴。様々な料理との相性が良く、特に醤油を用いた料理やセイボリーカクテルとのペアリングがおすすめ。シンプルにソーダ割りやりんごジュースとの組み合わせも楽しめる。

発売記念イベント

発売日当日は、「KOKUTO DE LEQUIO Smoky Umami Rum Launch Party」がEl Lequioで開催される。新作のカクテルをいち早く体験できる機会として、多くの人々から注目を集めるだろう。

創業者の思い

SG Groupの代表、後閑信吾氏は、バーテンダーとして国内外で数々の賞を受賞している。彼のビジョンは、沖縄の素材を用いた新たなリキュールの創造によって、日本料理の魅力を再発見し、文化を世界に広めることだ。

この新しい黒糖ラムは、沖縄と日本の食文化の橋渡しとなり、クリエイティブなバーテンダーたちに新たなインスピレーションを提供するであろう。ファンたちにとって待望の一杯が、世界のバーシーンでどのように受け入れられるのか、今から期待が高まる。