廃油ハンドソープ導入
2024-07-01 16:13:47

廃食用油で環境負荷削減!東急コミュニティーが管理物件にエコマーク認定ハンドソープ導入

廃食用油で環境負荷を削減!東急コミュニティーが管理物件にエコマーク認定ハンドソープ導入



ミッケル化学株式会社が開発した、リサイクル食用油を活用したエコマーク認定業務用ハンドソープ「再生油を使用したTCエコハンドウォッシュ」が、東急コミュニティーが管理する一部の物件に導入されました。

このハンドソープは、廃棄物の削減だけでなく、環境負荷の高いパーム油の使用量を従来品と比べて50%削減することに成功しました。パーム油は熱帯雨林の減少に大きく貢献しているため、その削減は環境保全に大きく貢献すると言えます。

ミッケル化学は「四者共栄」という理念のもと、人、社会、環境の持続可能性を重視した製品開発を行っています。東急コミュニティーも、環境負荷低減への取り組みを積極的に行い、ビル運営において省エネやCO2排出量削減に取り組んでいます。

今回のハンドソープ導入は、両社の理念が合致した結果と言えるでしょう。東急コミュニティーは、ビル利用者にも環境問題への意識を高めてもらうことを期待しています。

パーム油削減と環境への配慮



近年、地球温暖化対策として、温室効果ガス削減が世界的に重要課題となっています。日本では、2030年度までに2013年度比46%の温室効果ガス削減を目指しており、各企業が積極的に取り組みを進めています。

しかし、2023年に開催されたCOP28では、2035年をターゲットに目標値を引き上げる必要性が認識され、これまで以上の環境配慮が求められています。

東急コミュニティーは、ビル運営においても環境への貢献を重要視し、日常的に使用する消耗品である水石鹸に着目しました。従来のパーム油由来のハンドソープから、リサイクル食用油を使用したハンドソープへの切り替えは、環境負荷の低減に大きく貢献します。

持続可能な社会の実現に向けて



ミッケル化学は、リサイクル食用油を活用したハンドソープの開発を通して、環境問題への意識を高め、持続可能な社会の実現を目指しています。同社は、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)を支援しており、今後も環境に配慮した製品開発を進めていくとしています。

今回のハンドソープ導入は、企業が環境問題に取り組むための良い事例と言えるでしょう。今後も、このような取り組みが進んでいくことを期待します。

会社概要



社名:ミッケル化学株式会社
所在地:東京都江東区石島2-14
資本金:1000万円
設立:1951年3月23日
代表者:代表取締役社長 橋本 茂
事業内容:化学工業製品及び油脂関連製品の製造加工並びに販売及び輸出入、化学原材料及び油脂材料の販売及び輸出入、化粧品、医薬部外品の製造及び製造販売、固形燃料の販売、毒物・劇物の製造販売、次亜塩素酸ナトリウム製剤、アルコール製剤等の製造販売、食品衛生及び環境衛生のための害鳥獣虫、植物、微生物等の防除に関する事業、厨房機器の販売及びレンタル


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