「動産テック」で富裕層向け高額二次流通市場を変える！株式会社アワバリューがシリーズAラウンドエクステンション追加の資金調達を実施

株式会社アワバリューは、高額二次流通プラットフォームサービス『動産テック』を展開しており、このたびシリーズAラウンドエクステンションで追加の資金調達を実施したことを発表しました。同社は、高級時計やブランドバッグ、ジュエリー、ワイン、船舶、絵画など、富裕層が所有する高額な動産（日本では古物商が扱う高級品）の流通市場において、より安全で利便性の高い取引環境を提供することを目指しています。

今回の資金調達により、アワバリューはさらなる事業拡大を加速させます。具体的には、より多くのユーザーにサービスの価値を届けるためのブランディング強化や、データ解析に基づいたマーケティング施策の展開、そして『動産テック』サービスの開発を強化していく予定です。さらに、メタバースやNFTを活用したWeb3.0領域におけるサービス展開にも注力し、グローバルな高額二次流通データベースの構築も視野に入れています。人材面においても、多様な才能を獲得し、組織の強化を進めていく方針です。

順調に成長する『PREMIER VALUE』

アワバリューが展開する『動産テック』サービスの中核を担うのは、2つのプラットフォーム事業「PREMIER VALUE 一括査定」と「PREMIER VALUE」です。これらのサービスは、予想通り順調に推移しており、創業2期目の今期（2022年10月末決算）は、売上高52億円、営業利益1億5,000万円を見込んでいます。

創業3期目となる来期（2022年11月から2023年10月）は、売上高110億円、営業利益5億円という高い目標を掲げています。今後のさらなる成長が期待されます。

従来の動産市場の課題を解決

従来、高級時計やブランドバッグなどの高額な動産は、安全と信頼性を担保するために、ユーザーは高額な手数料を支払う必要がありました。また、個人間取引においては、基準外商品によるトラブルが発生するリスクもありました。

アワバリューは、このような課題を解決するために、『動産テック』という新しい概念を導入しました。ITを活用することで、金融資産や不動産のように、高額な動産をより気軽に売買できる環境を実現することを目指しています。