新たな絆を築く「SHINOBU」のオンラインお別れ会とは
近年、私たちの生活様式は大きな変化を遂げてきました。特に新型コロナウイルス感染症の影響で、従来の葬儀の形が見直される中で、故人を偲ぶ新しい方法が求められています。そんな中、名古屋に本社を置く株式会社セレモニーYURIが提供を開始したオンライン「お別れの会」サービス「SHINOBU」は、多くの人々に新たな選択肢を提供しています。
この「SHINOBU」は、距離や時間に制約されずに故人への想いを伝えられる場を提供するために開発されました。特に、葬儀に参加できなかった友人や親族がオンラインで集まり、心温まる瞬間を共有できるのが大きな魅力です。このサービスは、2023年3月5日より利用が開始され、3月6日までの申し込みが無料として提供されています。
「SHINOBU」の魅力
1. 簡単な手続きで開催可能
「SHINOBU」では、専用のフォームから故人の写真や動画を送信することで、最短1〜2日でお別れの会を開催することができます。急な要望にも迅速に対応でき、故人を偲ぶ大切な時間を逃すことなく、心の整理をつける機会を提供します。
2. コンテンツの充実
お別れの会は、通常10〜15分という短時間で構成され、以下のコンテンツから成り立っています。
- - 「お別れ会」セレモニールーム: 参加者はこのルームで故人についての想いを共有し、思い出を語り合います。
- - メモリアルアルバム: 故人を偲ぶための写真や動画を集めて構成されたアルバムで、より深い感情の共有を促します。
- - 主催者メッセージ: 利用者が故人に向けたメッセージを送ることができ、その想いを映像で表現します。
- - 献花・黙祷ムービー: 故人への感謝の気持ちを込めた献花や黙祷の瞬間が映し出され、より感動的な場面を作り出します。
動画の活用も可能で、セレモニーYURIのYouTubeチャンネルでは、3つのシーン(友人を偲ぶ、恩人を偲ぶ、ペットを偲ぶ)がアップロードされる予定です。これにより、サービスの具体的な使い方を事前に確認できるのも嬉しいポイントです。
すべての人が主催者に
特筆すべきは、この「SHINOBU」では、「想い」を伝えたい人ならどなたでも主催できる点です。これにより、家族や友人、さらには職場の仲間まで、様々な人と故人の思い出を分かち合うことができます。このサービスは、ただの葬儀の代替にとどまらず、故人との関係性を新たに築く機会を提供しているのです。
最後に
新型コロナウイルスの影響から私たちの生活は一変しましたが、こうした新しいサービスによって、遠くにいても心がつながる機会が生まれました。株式会社セレモニーYURIの「SHINOBU」は、その良い例です。故人を偲ぶたくさんの瞬間がオンラインで実現することで、私たちの心のつながりがより強固なものとなるでしょう。