ボストン再生プロジェクト
2026-08-17 14:28:21

ボストンの歴史的オフィスビル再生プロジェクトが始動!

ボストンの歴史的オフィスビル再生プロジェクト始動



株式会社サンケイビルが2026年6月、米国マサチューセッツ州ボストン市中心街にあるオフィスビル「294 Washington Street」、通称「Old South Building」の持分を取得しました。このビルは、現地のデベロッパーであるSynergy社と共に、約255戸の賃貸レジデンスへと再生する計画を進めています。

ボストン市中心部では、コロナ禍以降の働き方の変化が影響し、オフィスの空室率が上昇してダウンタウンの賑わいが失われるという課題があります。この状況を受けて、ボストン市はオフィスビルの住宅への変換を推進する政策を打ち出しており、本プロジェクトはその中核的役割を担っています。

プロジェクトの概要と意義


プロジェクトの目的には、以下の複数の政策課題の解決があります。
1. ダウンタウンの24時間化及び活性化:夜間でも賑わいのある街づくりを目指す。
2. 空きオフィス問題のモデルケース提示:他地域でも得られる教訓を提供。
3. 住宅不足の解消:新たな賃貸レジデンスで住居を増やす。
4. 歴史的建物の保存・再生:文化財としての価値を維持する。
5. 税基盤・財政への貢献:地域経済の活性化を図る。

293 Washington Streetが位置する「ダウンタウンCrossing / Financial District」は、ボストンの歴史的かつ商業的中心地であり、主要な公共交通機関が交差する非常に便利なエリアです。近隣には「オールド・サウス・ミーティングハウス」といった歴史的建造物があり、アメリカ独立戦争の舞台となった場所でもあります。このエリアにおける再生プロジェクトは、地域にとっても象徴的な意義を持つでしょう。

建物の特徴と歴史


本物件は1903年に建設され、著名な建築家アーサー・H・ボウディッチが設計したものです。精巧なテラコッタ装飾やクラシカルなディテールが特徴で、過去には多くの企業が利用していました。しかし、近年ではオフィス需要の変化に伴い空室が目立つようになりました。

本プロジェクトでは、クラシックな意匠やファサードを保存・再生しながら賃貸レジデンスへと用途変更を行い、アセットの価値を最大化することを目指します。これにより、ボストン市が直面するオフィスの高空室率と住宅不足という社会的課題の解決に寄与することが期待されています。

物件概要


  • - 所在地: 米国マサチューセッツ州ボストン市294 Washington Street, Boston, MA 02108
  • - 敷地面積: 約2,295㎡(約24,700平方フィート)
  • - 延床面積: 約20,438㎡(総フロア面積 約220,000平方フィート)
  • - 建物竣工: 1903年
  • - 構造・規模: S造 地上11階(地下2階)
  • - 総戸数: 255戸予定(+1階リテール・店舗区画)
  • - 間取り: Studio/127戸、1BD/98戸、2BD/30戸
  • - 着工: 2027年1月予定
  • - 竣工: 2028年後半予定

本プロジェクトはボストン市「オフィス・住宅用途変更インセンティブ・プログラム」の適用案件として最大規模を誇ります。これにより、市はオフィス空室問題の解決だけでなく、地域全体の活性化を目指しています。サンケイビルの取り組みは、今後の地域開発の一つの成功モデルとなることが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社サンケイビル
住所
東京都千代田区大手町1-7-2東京サンケイビル16階
電話番号
03-5542-1313

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