Cayzen一般提供開始
2021-05-25 13:00:04

デスクレスワーカー向け「Cayzen」が一般提供開始、6000万円調達へ

デジタル時代の新たな挑戦 "Cayzen"の一般提供開始



エイトス株式会社は、デスクレスワーカー向けの新しい現場改善提案クラウド「Cayzen」の一般提供を開始した。さらに、約6000万円の資金調達を実施し、サービスの強化を図るとともに、働く人々の創造性を引き出す基盤を整えていく。

Cayzenとは?


「Cayzen」とは、「オンライン目安箱」をコンセプトにしたサービスであり、従業員からの改善提案をボトムアップで収集・分析することを目指している。企業の現場において、業務の改善や新商品のアイデアを実現する手助けをするため、提案されたアイデアの効果や実行状況をリアルタイムで把握し、可視化することができる。

提案のデジタル化によるメリット


従来、多くの企業では紙ベースで行われてきた改善提案。同社は、この業務をデジタル化することで、アイデア同士のマッチングや育成、チーム間のコラボレーションを促進できると考えている。これにより、現場での創造性を最大限に引き出し、効率的な業務改善を支援する。例えば、アイデア募集機能や提案機能、リアルタイムのダッシュボード、コメント機能、ポイント管理など、多彩な機能を搭載し、利用者便益を高めている。

課題と背景


近年、日本においては生産性が低いとの指摘がある。コロナ禍の影響で企業のデジタルトランスフォーメーションが加速する中でも、デスクレスワーカーに対してのソフトウェア投資は全体の1%に過ぎない。このような現状を改善するため、エイトスは「Cayzen」を開発した。

エイトス株式会社の代表取締役・嶋田亘氏は「現場の個々の創造性を引き出し、組織全体の発展に繋げることが重要」と語り、同社の使命を強調している。また、投資家である株式会社ジェネシア・ベンチャーズの相良俊輔氏は、Cayzenの開発が日本から新たなソフトウェアプロダクトを生み出すことに寄与することを期待している。

今後の展望


今回調達した資金は、「Cayzen」のさらなる機能強化や顧客サポートの充実に活用される予定だ。エイトスは、デジタル化を進めることで従業員がより生産的に、かつ創造的に働ける環境を提供することを目指し、引き続き取り組んでいく方針だ。多くの企業が新しい働き方を模索する中で、「Cayzen」はその一助となることを期待されている。

まとめ


「Cayzen」の登場は、デスクレスワーカーの現場改善に新たな風を吹き込む可能性がある。エイトス株式会社は、多くの企業に新たな価値を提供し、改革の推進役となることを期待されている。彼らのさらなる動向に注目が集まる。

会社情報

会社名
エイトス株式会社
住所
愛知県豊田市小坂本町1-5-5YAMATO BLDG2F
電話番号
050-8881-9881

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