仙台・宮城のニュースランキング発表
2023年12月12日、宮城県仙台市に拠点を持つ河北新報社が運営するニュースサイト「河北新報オンライン」において、読者が選ぶ「仙台・宮城のニュースTOP10」が発表されました。このランキングは700人以上の読者のアンケート結果に基づいており、地域ニュースの注目点を浮き彫りにするものとなっています。
トップニュースの発表
総合ランキングでは、
「宮城県知事選、現職の村井氏が県政史上最多の6選 デマや中傷飛び交う」が1位に選ばれました。このニュースは499票を集め、知事選に対する関心の高さを示しています。
次にランクインしたのは、「各地で熊の出没相次ぐ仙台では全国初の緊急銃猟」で、秋冬にかけての自然現象が市民に与える影響を考えさせる内容です。さらに「米価高騰政府が備蓄米放出、仙台でも販売店に行列」といった経済的な観点からのニュースも上位に立ちました。
調査概要
本調査は、2023年の1月から12月上旬までの期間に、河北新報オンラインでよく読まれたニュースを基に実施されました。特に「政治・行政」「経済」「社会」「スポーツ」「文化」の5つの分野から50項目をノミネートし、読者が印象に残ったニュースを尋ねました。調査は12月上旬に行われ、オンラインの有料・無料会員や特別報道室の友だち登録者を対象に募集し、716件の回答が集まりました。
各分野それぞれに最大二つのニュースを選ぶ方法で行われ、総合順位と分野別順位が算出されました。これにより、地域に根差した報道の重要性や、読者の興味がどのように変化しているのかが浮き彫りになりました。
ニュースの解説も企画中
また、河北新報社では、この調査結果をもとにポッドキャスト番組「いぎなり仙台ボイス」を企画しています。この番組では、取材を行った記者やデスクがニュース選定の背景や意義について詳しく解説する予定です。これにより、読者は選ばれたニュースに対する理解を深められるでしょう。
まとめ
河北新報オンラインが発表した「仙台・宮城のニュースTOP10」は、地域に密着した情報源としての役割を強調しており、今後も地域ニュースがどのように市民の生活に影響を与えるかを探る重要な指標となるでしょう。さらに、今後の解説番組によって、読者がより深くニュースを理解できる機会が提供されることが期待されます。