新たな挑戦と支援
2017-06-16 08:00:05

新たな働き方を模索する起業家にベーシックインカム提供開始

起業家支援の新たな試み



「Next Commons Lab」が、創造的な起業を目指す人々に向けて、条件付きのベーシックインカム制度を導入すると発表しました。本制度は、石川県加賀市、宮城県南三陸町、奈良県奥大和地域・宇陀市の3つの地域で実施され、これからの起業家たちに新たなチャンスを提供します。

この制度では、対象地域に居住し、住民票を移すことを条件に、月額約16万円のベーシックインカムを最長3年間支給します。このサポートによって、起業家は地域資源を活かした事業アイデアに挑戦することができます。地域ごとに求められるプロジェクトテーマは多岐にわたり、それぞれの地域の独自性を大切にした課題解決を目指すものです。

各地域のプロジェクトテーマ


1. 石川県加賀市では、観光資源を活かしたスローツーリズムや茶産地再興など、伝統を新たに活かすアイデアが求められています。
2. 宮城県南三陸町では、山を利用したまちづくりやサスティナブルな食の提供を含む、地域密着型のプラットフォームの構築が期待されています。
3. 奈良県奥大和地域・宇陀市では、狩猟や農業を通じた地域資源の有効活用に加え、伝統野菜やオーガニックベビーフードといった新たな市場の可能性を探るテーマが提案されています。

このように、起業家は提示されたテーマの中から選び、地域資源を生かした事業アイデアを実現させるべく、挑戦を続けていくことが求められます。

起業家を支えるためのパートナーシップ


「Next Commons Lab」では、複数のプロジェクトパートナーが参画しており、起業家を技術や知識の面から強力にサポートします。具体的には、東京大学教授で建築家の隈研吾氏やNTTドコモの担当者、さらにはアル・ケッチャーノのオーナーシェフ、ロート製薬などがパートナーとして名を連ねています。

それぞれのプロジェクトにおいて、パートナーたちはアドバイスを行い、起業家たちが独自のアイデアを具現化するための道筋を示していく役割を担っています。こうした支援体制のもと、起業家は自身の情熱をビジネスに生かすことができるのです。

募集と説明会のご案内


参加を希望する起業家は、順次行われる募集や選考に応募することが求められます。各地域のプロジェクトに関する詳細や応募締切については、Next Commons Labの公式ウェブサイトで確認できます。また、説明会も各地で実施される予定で、起業家としての第一歩を踏み出すための情報を得る貴重な機会となるでしょう。

公式ウェブサイト: Next Commons Lab

新たな地域資源を活用したビジネスの創出が期待される中、起業家たちは互いに刺激を与え合い、地域経済の活性化に寄与することを目指して歩み続けることでしょう。

会社情報

会社名
一般社団法人Next Commons Lab
住所
東京都渋谷区神宮前4-26-28 原宿V2ビル 2F
電話番号

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