地方の人口減少問題解決に向けた新たな取り組み
婚活事業で国内最大のIBJ(株式会社IBJ)と岩手県の雨風太陽が手を組み、地方婚活支援「ちほ婚!」を立ち上げることが発表されました。この取り組みは、少子化や都市部への人口流出による地方の人口減少に立ち向かうものです。
「ちほ婚!」の設立背景
IBJは、成婚数・会員数ともに国内最多を誇る結婚相談所を経営しており、一方、雨風太陽は「関係人口」の創出を目指す企業です。関係人口とは、地域と多様にかかわる人々を指し、移住や関係性を持つことで地方の活性化を図ろうとしています。
この新たな婚活プロジェクトでは、IBJの婚活メソッドやネットワークを活用し、地方に住む新たな会員の獲得が期待されています。特に、「ポケットマルシェ」の利用者を通じて、地方の魅力を再発見し、結婚への流れを急速に広める狙いがあります。
イベントで魅力を発信
成婚数の拡大を目的に、2024年10月19日には、東京オフィスで「地方婚ってどうなの⁉座談会」を開催予定です。このイベントには、長年婚活支援に携わっている専門家がゲストとして参加し、実際の体験談を交えながら、地方婚の魅力や実態について語ります。
参加対象は独身女性で、すでに婚活中の方や地方移住を考えている方にもご参加いただけます。さらには、会の後には懇親会も設けられ、地域の特産を使った料理を楽しむことができるチャンスもあります。
地域の結婚需要を創出
今回の取り組みにより、IBJと雨風太陽は婚活支援を通じて、地域内での結婚を促進しようとしています。地方での結婚生活が実現することで、家族が定住する流れを作り出し、地域経済やコミュニティの活性化にも寄与することが期待されます。
経営者からのメッセージ
IBJの代表、石坂茂氏は、「今回の取り組みを通じて多くのカップルを生み出し、人口減少問題の解決に貢献したい」との意気込みを語っています。さらに、雨風太陽の高橋博之代表は、都市と地方を結ぶ新たな流れを創出し、自然豊かな地方の魅力を伝えることの重要性を強調しています。
結びに
地方婚活支援「ちほ婚!」は、地元に根ざした結婚の形を促し、地方の持続可能性を高めようとする新しい試みです。このプロジェクトが、地域に新しい風をもたらし、結婚を通じた地域活性化の実現につながることが期待されます。
興味のある方はぜひ、今後のイベントに足を運んでみてはいかがでしょうか。詳しい情報は公式サイトをご覧ください。