フランスKURA MASTER 2025で栄誉を獲得した豊永酒造の米焼酎

豊永酒造がフランスKURA MASTER 2025で圧巻の受賞

熊本県球磨郡湯前町に本社を置く合名会社豊永酒造は、今年度のフランスKURA MASTER 2025において、米焼酎「常圧豊永蔵35度」が名誉ある「プラチナ賞」と「審査員賞」を受賞しました。この受賞は、同社の焼酎製造に対する情熱と技術がいかに高いかを示しています。

常圧豊永蔵35度とは？

「常圧豊永蔵35度」は、熊本県球磨地方で育まれた有機米を原料にした米焼酎です。地元の伝統的な製法である常圧蒸留を採用し、米本来の香ばしい香りと甘い風味を引き立てています。この米焼酎は、麦の風味までも感じる独特の味わいで、アルコール度数は35度と高め。これにより、原酒に近い特徴を持ちつつ、その個性がより一層際立っています。

飲み方としては、ロックやお湯割り、さらに球磨地方の伝統的な飲み方である「直火燗」もおすすめです。最近では、自家製梅酒を作る際の高アルコール焼酎としても人気を集めています。

過去の栄誉も

実は「常圧豊永蔵35度」は、2024年に東京ウイスキー＆スピリッツコンペティションでも最高金賞を獲得しています。国内外でのこのような高評価は、焼酎を世界に誇るべくさらなる励みとなるでしょう。

KURA MASTERとは？

フランスで行われる「Kura Master」は、2017年から開催されている和酒のコンクールです。審査員はフランス人を中心に、世界中の飲食業界の専門家で構成されており、最高職人資格の保有者や一流のソムリエたちがその腕前を見極めます。このコンクールは、和酒が欧州市場での存在感を高める手助けをするプラットフォームにもなっています。