津南醸造のJOGURT
2025-12-29 10:05:27

新潟の酒蔵津南醸造が生み出した新感覚ヨーグルト「JOGURT」

新感覚の植物性発酵食品「JOGURT」登場



新潟県中魚沼郡に位置する津南醸造株式会社は、同社の酒蔵内売店で、乳酸菌発酵酒粕を原料とした新しい植物性ヨーグルト「JOGURT(ジョーグルト)」の販売を開始しました。2025年の冬蔵クリスマスフェアにおいて、試飲とともにこの発酵食品を初披露し、多くの来場者から好評を博しました。

JOGURTの特徴とは?



「JOGURT」は、株式会社FARM8(新潟県長岡市)が開発したもので、津南醸造の酒粕を使用しています。このヨーグルトには以下の三つの大きな特徴があります。
  • - 乳製品・砂糖は不使用
  • - 日本酒の酒粕を使用
  • - 雪国で見つかった乳酸菌「ウオヌマ株」にて再発酵

酒粕特有の自然な旨味と乳酸発酵による軽やかな酸味が共存しており、無糖ヨーグルトのような滑らかな食感と風味を特徴としています。そのまま食べても美味しいですが、グラノーラやフルーツ、スムージーなどに加えることで、日常の食卓に取り入れやすいアイテムとなっています。

発酵文化の新しい提案



津南醸造の社長鈴木健吾氏は、「JOGURT」を日本酒づくりの延長線上に位置づけ、発酵食品としての可能性を広げています。酒蔵の中で生まれた酒粕を新たに発酵させ、日常的に利用できる食品に再生することを目指しています。このような取り組みは、日本酒とその副産物を有効に活用し、より多くの人に発酵の良さを伝えることに繋がります。

「JOGURT」の販売は、津南醸造の「日本酒アップサイクルプロジェクト」の一環でもあり、発酵や保存の技術を駆使して酒粕に新たな価値を与える努力として位置づけられています。 terroir(テロワール)を感じさせるこのプロジェクトは、ただ日本酒を消費するのではなく、それを日常の中で楽しむ新たなライフスタイルを提案しています。

発酵体験を通じた価値の提供



津南醸造の酒蔵では、JOGURTを通して訪問者に発酵の背景や物語を体験してもらい、その素晴らしさを再認識してもらおうとしています。新潟の厳しい冬の中で育まれた発酵文化の根付きを視覚的にも体感できるこの体験は、今後も充実していく予定です。

未来への展望



今後、津南醸造はJOGURTの販売を続けつつ、さらに多様な発酵体験を提供することを目指しています。JOGURTの原液や、あまざけなどの新商品もラインアップに加え、「酒蔵発・発酵のある暮らし」を提案していく計画です。

まとめ



津南醸造の「JOGURT」は日本の発酵食品の新たな地平を切り開く存在です。酒粕を活用するその試みは、食文化の持続性や健康寿命の延伸にも寄与するでしょう。新潟の雪深い地で醸されたこの特別なヨーグルトをぜひお試しください。

津南醸造のWebページはこちら!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
津南醸造株式会社
住所
新潟県中魚沼郡津南町秋成7141
電話番号
025-765-5252

関連リンク

サードペディア百科事典: 新潟県 津南町 酒粕 津南醸造 JOGURT

Wiki3: 新潟県 津南町 酒粕 津南醸造 JOGURT

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。