テラスカイが支えるアセットマネジメントOneのデジタルトランスフォーメーション
アセットマネジメントOne株式会社のDX推進における新たな支援が、株式会社テラスカイによって実現しています。テラスカイは、アセットマネジメントOneのCenter of Excellence(CoE)に対する支援を行い、Salesforceアプリケーションの内製開発体制を確立しました。これにより、業務のデジタル化が加速しています。
DX推進の背景
アセットマネジメントOneは2021年にDX推進グループを設立。先端技術を活用したビジネス変革に注力しています。2022年には、顧客情報や自社商品情報を管理するためにSalesforceを導入しました。この取り組みにより、業務ニーズに迅速に対応できるようにするためには、高度なカスタマイズや機能追加を行うことのできる人材育成が急務でした。
しかし、Salesforceを利用した内製開発においては、全体最適のアーキテクチャ設計が求められました。そこで、テラスカイの専門的な知見を活用することが決まりました。
CoE支援の具体的な内容
テラスカイの提供するCoE支援サービスは、主に以下の3つの柱から成り立っています。
1.
開発基準の策定: 全体最適を考慮し、ガイドラインやチェックリストを整備。開発の標準化を支援。
2.
内製開発の体制構築: IT部門や業務部門のエンジニアが、Salesforceを用いてアプリケーションを内製化できるようなるための伴走支援。
3.
システム基盤の強化: 迅速な開発・リリースを行えるよう、システム基盤を強化して安全性を確保。
CoE支援による効果
これらの支援の結果、業務部門のエンジニアたちはSalesforceについての知識を深め、迅速にアプリを内製開発できるようになりました。特に、契約管理用のワークフローアプリは、年間約2,300時間の業務削減につながっています。このように、有効なアプリ開発が業務効率化を実現しています。
また、ガイドラインやチェックリストの策定によって、開発業務の標準化や効率化が進行し、Salesforceの安全な運用やリリースが実現しました。
今後の展望
アセットマネジメントOneは、今後も内製開発体制を強化し、さらなる業務アプリの改善や顧客体験の向上に努めていく方針です。一方で、テラスカイは引き続きCoE支援を通じて、アセットマネジメントOneのDX推進を支えていきます。
CoEアドバイザリーサービスの重要性
テラスカイのCoEアドバイザリーサービスでは、開発担当者や運用担当者を含む組織横断のチームが全体最適化を図りながら、標準化ガイドラインの策定やシステムアーキテクチャの設計をお手伝いします。これにより、顧客のSalesforce活用を成功へと導くことが可能です。
まとめ
テラスカイの支援を受けたアセットマネジメントOneの取り組みは、業務のデジタル化を進める上での重要なステップとなっており、今後の成長が期待されます。