サッポロの新データ基盤
2025-01-27 14:20:46

サッポログループがDXを推進する新たなデータ基盤「SAPPORO DATA FACTORY」の稼働開始

サッポログループの新たなデータ基盤の展開



サッポロホールディングス株式会社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する一環として、データ基盤システム「SAPPORO DATA FACTORY」を本年1月より本格運用することを発表しました。この新しいシステムは社内外のデータを効率的に集約、可視化し、実際のビジネスでの利活用を目指します。

データ基盤の進化



これまでも従来のシステムを用いて酒類事業の物流や営業データを活用していましたが、さらなるデータ民主化を実現するために、先進的なクラウドサービスを採用しました。Qlik Talend Cloud、Snowflake、Microsoft Fabric(Power BI)といったツールを組み合わせ、データ利用の拡大に向けた新たな基盤を構築しました。

これらのツールは、それぞれ異なる役割を持ちつつ、相互に連携することでデータ基盤の効率を大幅に向上させます。たとえば、Qlik Talend Cloudは内製でのデータ連携を簡素化し、Snowflakeはデータの加工や蓄積を強化し、Microsoft Fabric(Power BI)によっては、ビジュアル分析の迅速化が図られます。

ステークホルダーにとっての価値



このデータ基盤システムは、サッポログループの社員が様々なデータにアクセスしやすくする環境を整えていきます。具体的には、酒類および食品・飲料事業の出荷データや飲食動態データに、気象情報などのオープンデータを取り入れ、ビジネス環境の変化に柔軟に対応できるようにします。これにより、各部門の迅速かつ高度な意思決定をサポートし、企業の価値創造やさまざまなビジネス課題の解決に寄与します。

DXにおける重点活動



サッポログループでは、単なる業務効率化に留まらず、企業価値の最大化を狙った中期経営計画(2023~2026)において、DXを重点活動の一つに位置付けています。この取り組みは、今後も継続され、さらなる成果を生み出すことが期待されています。

今後、データ基盤の利活用が進むことで、企業の意思決定がより迅速かつ的確になるだけでなく、変化する市場や顧客のニーズに応じた柔軟な対応が可能となるでしょう。サッポロの新たな挑戦が、今後どのような成果をもたらすのか注目が集まります。

お問い合わせ先



消費者の方からのお問い合わせは、サッポロビール株式会社お客様センター(0120-207-800)までお気軽にどうぞ。


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会社情報

会社名
サッポロホールディングス株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号
電話番号

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