感染症を可視化
2026-01-15 12:37:05

リアルタイムで感染症の流行を可視化する新システム「Nimbus」

最近、感染症の流行状況をリアルタイムで把握できる新しいシステム「Nimbus」が注目を集めています。開発を手掛けているのはメディジェンス合同会社で、神奈川県平塚市に本社を置くこの企業は、感染症の流行を可視化するためのパートナーシップを募集しており、地域や企業、研究機関との協力を視野に入れています。

「Nimbus」とは?


「Nimbus」はウイルス検査キットの結果を即座に集計し、感染症の流行状況を視覚化するためのクラウドシステムです。従来の公的な感染症サーベイランスには1〜2週間のタイムラグがあり、特に「今、隣町で何が流行っているのか?」という情報がすぐには手に入らないという問題がありました。しかし、「Nimbus」を用いることで、医療機関での患者からの検査結果を迅速に集計し、リアルタイムで流行の状況を把握できるようになります。

このシステムは医学的なデータを集め、あたかも雨雲レーダーが降雨を表示するように、現在のウイルスの流行を一目で理解できる情報を提供します。サーバーでデータが即座に集約され、患者の個人情報が含まれないため、セキュリティにも配慮されています。

開発の背景


現在、医療の現場では、感染症の流行状況を把握するための多くの手作業が残っています。紙での集計や手動でのエクセル入力が一般的であり、特に外来診療の際には多大な負担がかかっています。「Nimbus」は、医療現場の事務負担を軽減するために設計されています。

使用方法とその利便性


「Nimbus」では、安価なAndroidタブレットを使用します。医療スタッフは、数タップで検査結果を入力するだけで済むため、非常にスムーズです。入力された情報は秒単位で更新され、ダッシュボードに表示され、クリニック単位だけでなく、地域全体の感染状況を容易に把握できます。また、統計的手法を使って異常値を検出し、流行の兆しを早期に発見する助けともなります。

医師の声


代表の道海秀則医師は「現場で診療を続けていく中で、時間がかかる統計情報に対して危機感を感じていました。このシステムを通じて、今後のパンデミックに備えて公衆衛生を向上させたい」と語っています。現場の声を反映した実用的なシステムであり、公衆衛生の基盤を強化することを目指しています。

今後の展望


「Nimbus」は今後、全国の医療機関や自治体への普及を計画しています。パートナーシップの募集を通じて、共同開発パートナーや出資・投資パートナーを求めています。感染症情報の活用や公的サーベイランスの補完を目指し、地域に根付いた公衆衛生のインフラを構築していく予定です。

まとめ


感染症流行をリアルタイムで把握する「Nimbus」は、従来の手法では困難だった情報の即時性を実現し、医療現場の負担を軽減することに貢献します。これによって、未来の公衆衛生がより強化されることを期待しています。今後の機能拡張や全国展開に向け、ぜひ興味のある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

【公式サイト】Nimbus


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会社情報

会社名
メディジェンス合同会社
住所
神奈川県平塚市八千代町2-2
電話番号

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