KPMGコンサルティングと長野市、スポーツを軸にしたまちづくり協定を締結

KPMGコンサルティングと長野市の新たな連携

2023年、KPMGコンサルティング株式会社は、長野市との間に連携協定を締結しました。この協定は、スポーツを中心にしたまちづくりを促進することを目指しています。長野市が掲げる基本理念「スポーツの力で未来をつくるまちNAGANO」に基づいて、両者が持つ専門的な資源を活用し、地域活性化に向けた新しい挑戦が始まります。

まちづくりのビジョン

KPMGコンサルティングは、スポーツが地域にもたらす影響を重視しており、単なる経済価値だけでなく、社会的な価値の創出にも取り組みます。また、地域の素晴らしい資産を産業として活かす「スポーツタウン長野」を実現させ、スポーツに関連する企業や人材の集積を目指します。これにより、地域全体が活性化し、住民にとって魅力的な環境が生まれることを期待しています。

具体的な取り組み

この協定には、以下のような具体的な取り組みが盛り込まれています。

1. 地域資源の最大活用
地元の自然や歴史を活かし、国際大会の開催経験を元に「スポーツタウン長野」を実現するための人材の確保と育成が行われます。

2. プロスポーツチームの育成
地元のプロスポーツチームの価値を高めるための経営戦略や事業計画を策定し、地域活性化にも寄与します。

3. スポーツ施設の活用
大規模スポーツ施設の運営改善や改修計画を通じて、地域スポーツの活性化を図ります。

4. スポーツツーリズムの推進
スポーツを起点にした観光戦略で、地域に訪れる人を増やし、経済の循環を促進します。

5. 部活動の地域化
スポーツクラブの運営支援や部活動への参加促進により、地域密着のスポーツ活動を活性化します。

長野市の特色

長野市は、長野県北部に位置する人口約37万人を有する中核市。善光寺の門前町として栄え、観光豊富な地域です。1998年には長野オリンピックが開催されており、今も市民にそのレガシーが根付いています。東京から北陸新幹線で80分というアクセスの良さと、製造業や農業、観光業のバランスの取れた産業構成が特長です。これらの要素を活かしながら新たな産業の創出に取り組んでいます。

KPMGコンサルティングの役割

KPMGコンサルティングは、ビジネストランスフォーメーション、テクノロジーの変革、リスクマネジメントを専門とする企業です。金融から製造業まで、多様なインダストリーに対しコンサルティングサービスを展開しており、豊富な経験を基にした広範な支援を行います。この連携を通じて、長野市の未来を担う子どもたちに対して多様な学びの場の提供を助け、スポーツを通じた地域振興を実現していきます。