YoomとClimberCloudの連携
Yoom株式会社が開発・運営するハイパーオートメーションツール「Yoom」が、NTTデータビジネスブレインズが提供する請求書クラウド「ClimberCloud」とのAPI連携を開始しました。この連携により、業務効率の向上やエラーの軽減が期待されます。
API連携のメリット
ClimberCloudは、バックオフィス業務のデジタル変革に対応するクラウドサービスです。今回の連携により、Yoomが接続する400以上の業務ツールと組み合わせて、各種業務のフローを自動化することが可能となります。これにより、人手による作業に伴うミスや時間の浪費を防ぐことができます。
自動化の具体例
受信したメールの件名に特定のキーワードを含む場合、添付ファイルを自動的にClimberCloudに登録できます。これにより、手動での作業が不要になり、ヒューマンエラーが劇的に減少します。
KintoneやSalesforceなどのCRMシステムに新しいレコードが追加された際、その関連帳票も自動的にClimberCloudに登録されます。これによって、業務フロー全体がスムーズに進行します。
BoxやDropbox、OneDriveにアップロードされた帳票ファイルも自動的にClimberCloudに登録されます。ファイルの保存先を誤る心配もなくなり、労力を大幅に削減します。
業務上の利点
このような自動化フローを導入することで、「保存先間違い」や「登録忘れ」といった一般的なミスが減少し、手動で行っていた時間のかかる作業を大幅に短縮できます。企業はその時間をより重要な業務に充てることができるため、全体の生産性向上が期待されます。
ClimberCloudとは
ClimberCloudは、請求書や帳簿を電子化し、発行・受領・保存を一元的に管理できるクラウド(SaaS)サービスです。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しており、実務に即した使いやすさが特長です。約30社の主要な既存システムともWebAPI経由で連携可能で、さらなる利便性を提供します。
Yoomとは
YoomはAI、API、RPA、OCRなど多様な技術を駆使してデスクワークの自動化を実現します。従来のRPAがカバーできなかった多くの反復作業に対応し、セールスや人事、経理など様々な部門での業務効率化に貢献しています。また、400種以上のアプリやサービスと連携しており、新しい連携希望にも柔軟に対応可能です。
まとめ
YoomとClimberCloudの連携は、業務を効率化し、エラーを減少させるための大きな一歩です。このハイパーオートメーションツールを活用することで、企業はデジタル変革を推進し、より効果的な業務運営が可能になるでしょう。