スポGOMIワールドカップ2025の福井STAGE
2024年10月13日、福井県敦賀市の気比の松原にて「スポGOMIワールドカップ2025福井STAGE」が開催されました。このイベントは、海洋ごみの削減活動を促進し、国際的にスポーツとしてのごみ拾いを広めることを目的としています。日本財団の「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」に基づくこの取り組みでは、参加者が楽しみながら地域貢献を行い、子どもたちの未来を守るための意識を高めました。
スポGOMIとは?
スポGOMIは「スポーツ」と「ごみ拾い」を組み合わせた新しい形のアクティビティで、3人1組のチームが60分以内に指定されたエリアでごみを拾い、その量や種類に応じてポイントを競います。今回の福井STAGEには12チーム、総勢36名が参加しました。
優勝した「鳴鹿JAPAN★」
全12チームが参加した中で、優勝を果たしたのは小学生の父親たちで構成された「鳴鹿JAPAN★」です。このチームは、総量15.74kgのごみを拾い、1990.5ポイントを獲得しました。優勝に際し、鳴鹿JAPAN★のメンバーは、子どもたちの未来のために地域貢献をしていることに誇りを持っていると語りました。「福井の海をきれいにするだけでなく、日本全体の海も綺麗にする意気込みで臨む」と意気込みを見せています。
参加者の思い
福井STAGEで集められたごみ総量は、会場全体で73.11kgにも達しました。参加団体は、普段から地域の環境保護に取り組んでいるため、イベントを通じて明るい未来に向けた意識が高まったと感じているそうです。参加者たちは世代を超えた交流を楽しみながら、スポGOMIによる清掃活動を行い、海の美化についての意識を持つことができました。
海洋ごみ削減の重要性
スポGOMIは、見えないところに隠れているごみを発見させる良い機会です。普段は美しく見える海岸や浜辺も実際には多くのごみが潜んでいることを、多くの参加者が実感しました。今後このような取り組みを通じて、海洋ごみの問題を広く認識させ、社会全体での意識向上に繋げていくことが必要です。
まとめ
福井のスポGOMIワールドカップは、多くの人々が一体となり、地域の美化や海洋ごみ削減に取り組む貴重な機会でした。スポーツを通じて環境問題にアプローチできるこの活動は、今後の全国大会に向けての大きなステップともなり、毎年多くの参加者が集うことが期待されます。今後も「CHANGE FOR THE BLUE」としての使命を果たすため、様々な活動を続けていくことでしょう。