従業員の健康管理を見据えた七十七銀行のオンラインセミナー

七十七銀行のオンラインセミナーが話題に

株式会社ファミワンは、七十七銀行の従業員向けに「妊活と生理」「更年期」というテーマのオンラインセミナーを開催しました。この取り組みは、法人の健康経営や両立支援、さらに女性の活躍を促進するための一環です。セミナーは、住友生命保険相互会社の不妊治療と仕事の両立支援ソリューション「Whodo 整場」を通じて行われました。

妊活と生理の理解を深める

最初に行われたセミナー「妊活と生理」では、ファミワンの専門家が男女の視点からこの問題を考える重要性を説明しました。看護師の加藤早紀と胚培養士の川口優太郎が登壇し、女性ホルモンにさらされる期間が増えた現代女性の状況を解説しました。特に『男性の立場から考える生理の重要性』という視点は、新しい理解を広める手助けとなったことでしょう。

更年期に関する重要な知識

続いて行われた「更年期」のセミナーでは、ファミワンの代表看護師・不妊症看護認定看護師の西岡有可と薬剤師の吉井梢が登壇。男女の更年期に対する理解の重要性を語り、更年期がどのように影響を及ぼすかを詳しく説明しました。具体的には、更年期症状の違いやそれに対する対処法、さらには内服治療やセルフケアの手法についても触れました。特に、さらなる理解が求められる社会的影響について多くの参加者が関心を寄せていたことが印象的でした。

セミナーに対する高い関心

セミナーは、多くの質問が寄せられる活発な対話の場となりました。参加者は敏感なテーマであるにもかかわらず、積極的に意見を交換し、情報を共有する機会を得ました。このように、従業員の健康に関する理解を深めることは、企業としても非常に重要なステップと言えるでしょう。

福利厚生サービス「ファミワン」の全体像

福祉支援の一環として提供されている「ファミワン」は、専門家によるセミナーと個別の健康相談を組み合わせ、企業内での健康意識の向上を目指しています。従業員は、オンラインで専門家に相談することができ、匿名性が保たれた状態での心理的安全性を確保しています。これにより、悩みを早期に相談する機会が生まれ、行動の変容が促進されるのです。

「ファミワン」の背景と導入実績

ファミワンのサービスは、2018年から法人向けに提供されており、小田急電鉄や全日本空輸（ANA）などの企業にも導入されています。また、地方自治体においてもその必要性が認識され、数多くの市区町村で利用されています。

こうした取り組みが、男女ともに健康的なライフスタイルを支える第一歩になればと思います。ファミワンは、今後も多様なテーマでセミナーを行い、従業員の健康意識をさらに高める活動を続けていくことでしょう。