藤田観光、社員のアイデアで新たな事業を生み出す!社内公募制度『BizNex』導入へ
藤田観光株式会社は、社員が主体的に新規事業に挑戦できる環境を提供するため、社内公募制度『BizNex(ビズネク)』を今秋導入することを発表しました。
この制度では、社員が既存事業や組織の枠組みを超えて、自由な発想で事業アイデアを提案できます。アイデアは社内公募で選抜され、実現可能性の高いものについては、会社が支援を行い、事業化を目指します。
『BizNex』という名称は、「Business(ビジネス)」と「Next(ネクスト)」を組み合わせた造語で、「次世代ビジネス」や「未来への一歩」を象徴しています。
3つのポイントで社員の挑戦を後押し!
『BizNex』は、社員が積極的に挑戦できるよう、以下の3つのポイントを重視した設計となっています。
1.
挑戦を促す制度設計
- 個人またはチームでの応募を奨励し、部署を超えた横断的なチームでの応募も歓迎します。
- 審査を通過した推進者には、報奨金の支給などのインセンティブを用意しています。
- アイデア創出から事業化までのプロセスをサポートする体制を整えています。
2.
事業化を支援する充実した環境
- 初回審査を通過した推進者には、事業化に集中できる体制が整えられ、段階的に強化されるサポートが提供されます。
- 事務局に加えて外部メンターによる伴走支援も行い、事業化を推進するための充実した環境を用意しています。
3.
段階的な事業設計プロセス
- 事業化までを4つのステージに分けたステージゲート制を採用し、常に顧客課題を起点としたマーケットインの構想プロセスを重視しています。
- このプロセスにより、推進者が提案した事業化アイデアの実現に導きます。
事業化までの4つのステージ
『BizNex』では、以下の4つのステージを通じて、アイデアを事業化へと導きます。
1.
アイデア創出ステージ
- 事務局が推進者とともに事業化アイデアを磨き上げます。
2.
顧客課題・ソリューション実証ステージ
- 顧客ヒアリングを通じて、アイデアの実現可能性を高めます。
3.
事業化検証ステージ
- 実証実験を行い、具体的な事業計画を策定します。
4.
事業化ステージ
- 定期的なモニタリングを行い、事業の進捗と拡大の可能性を検討します。
「BizNex」ロゴに込められた想い
『BizNex』のロゴは、藤田観光が人財の成長を大切にし、支援する姿勢を象徴しています。
- - ロゴに描かれた「人」は社員の成長を、「葉」はアイデアが事業へと成長する過程を表現しています。
- - このデザインは、挑戦する土壌を提供し、創造力を活かして会社の成長を促進することを表しています。
- - 発芽した葉は、新たなビジネスの芽生えと未来への希望を示しています。
藤田観光株式会社について
藤田観光株式会社は、1948年に「箱根小涌園」を、1952年に「椿山荘(現ホテル椿山荘東京)」を開業しました。人材や文化財などの企業資産を最大限に活用し、お客さまに憩いの場と温かいサービスを提供しています。
ユニークな事業展開を通じて、お客さまのライフスタイルに寄り添う新たな価値を提供し、潤いのある豊かな社会の実現を目指しています。
藤田観光株式会社が運営する主な施設ブランド
- - WHG事業:ワシントンホテルやホテルグレイスリーを中心に全国35拠点
- - リゾート事業:温泉リゾートやグランピング施設など全国19拠点
- - ラグジュアリー&バンケット事業:ウエディング施設やゴルフ場など全国7拠点
藤田観光は、社員のアイデアを活かした新たな事業創出に挑戦することで、さらなる成長を目指しています。今後、どのようなユニークな事業が誕生するのか、注目が集まります。