留学生の交流授業
2025-12-24 11:44:27

名古屋商科大学留学生が愛知の日進高校で英語授業に参加し交流を深める

名古屋商科大学留学生の訪問



2025年12月19日、名古屋商科大学の経営管理課程(Global BBA)に在籍する5名の留学生が、愛知県立日進高校を訪問しました。この国際交流授業は、双方にとって新たな学びの場となりました。

交流授業の内容


留学生たちは、日進高校の国際コミュニケーションコースで活発な交流を楽しみました。授業の前半では、まず留学生が英語で自己紹介を行い、その後高校生たちも自己紹介を行いました。多国籍な背景を持つ留学生たちに、高校生たち도興味津々で質問を投げかけます。「日本に来た理由は?」「自国のおすすめスポットは?」といったやり取りが交わされました。

特にアニメの話題では、生徒たちが大いに盛り上がり、それぞれの文化が交錯する楽しい交流の場が広がりました。緊張した雰囲気も吹き飛び、次第に教室は和やかさに包まれていきました。

プレゼンテーションでの知識共有


授業の後半では、国際コミュニケーションコース3年生が「世界各国の料理」というテーマでプレゼンテーションを行いました。各生徒が自分の番になると、隣には留学生が座り発表を聞く形で進行しました。フランス、ドイツ、ブラジル、ロシア、韓国など、色々な国の料理についての発表をタブレットを利用して行い、高校生たちは資料を使いながらしっかりとした発表をしました。また、発表後には留学生からの質問も交え、双方向のやり取りが行われました。発表と質疑応答は1人当たり約7分、5回繰り返されたことで、非常にスムーズに進行しました。

料理にまつわる話題もあったため、留学生からは「お腹が空いてきた」という声も聞かれ、さらに楽しい雰囲気が広がりました。学校のALT(外国語指導助手)が巡回し、高校生の英会話をサポートする姿も見られ、このような細やかな配慮が授業を一層スムーズに進める要素となりました。

講義後の交流


休み時間には、教員の案内で留学生が校内ツアーに参加し、興味深い様子を見せていました。また、教室に残って留学生とコミュニケーションを続ける高校生たちもおり、授業後にも校内の案内が行われました。留学生たちは日本の清掃文化を体験し、生徒たちと各国の言語での交流を楽しむ場面も見受けられました。

参加した留学生たちは、「チャイムが鳴る学校に感動した」「テレビやアニメで見た通りの日本の高校だった」と、多くの感想を述べ、日本の高校生活への興味が伝わってきました。この交流授業は、高校生たちにとっては英語を使いながら異文化理解を深める貴重な機会であり、留学生たちにとっても初めての日本の高校体験を得ることができました。

名古屋商科大学の国際教育の取り組み


このような国際交流の場を作る名古屋商科大学は、英語を公用語とする学位課程「Global BBA」を設置し、海外からの留学生を受け入れることで、国際的な学びの環境を提供しています。来年度には新たに50カ国から190名の留学生を受け入れ、留学生の数は過去最高の687名に達する見込みです。このような取り組みにより、全ての学生が国際リーダーとしてのスキルを高めることを目指しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
学校法人栗本学園
住所
愛知県日進市米野木町三ヶ峯4-4
電話番号
0561-73-2111

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。