防災分野のデジタル化を推進するLAND INSIGHTの新たな取り組み
LAND INSIGHTが防災DX官民共創協議会に参加
INCLUSIVE株式会社の子会社、LAND INSIGHT株式会社は、福島県南相馬市を拠点とし、防災分野のデジタル化を推進する「防災DX官民共創協議会」に新たに参加したと発表しました。近年、自然災害は増加し、自治体の防災部門にはかなりの業務負担が課せられています。これを受け、デジタル庁は自治体業務の効率化や高度化の重要性を強調しています。
この協議会は、デジタル庁の呼びかけで設立された団体で、多様な自治体や企業が集まり防災のデジタル化を推進することを目的としています。LAND INSIGHTは、この場を利用して、他の企業や自治体との連携を強化し、地域社会のより良い発展を目指して共同で取り組む方針です。
圃場DXによる効率的な業務運営
同社は、農業行政への取り組みとして「圃場DX」という新しいソリューションを展開しており、市町村の直面する課題を解決するための現地調査業務を効率化しています。この新しい取り組みは、パートナー企業との協力によって進められており、三菱電機や衛星データサービスの企画などと連携しています。
近平に対処する自然災害の問題は深刻で、すぐにでも現実的な対策が求められています。LAND INSIGHTは、これまでの地域社会における課題の把握や技術検証の経験を活かして、具体的な施策を推進していく考えです。協議会での活動を通じて、同社は自治体のみならず、農政や観光業、固定資産税調査といった他の業務にもDX技術を導入し、サービスの展開を進めていきます。
地域へ寄り添った取り組み
「防災DX官民共創協議会」への参加は、同社にとって大きな意義があります。この協議会を通じて、他の自治体とも積極的に情報交換を行い、さまざまな課題解決に向けた知恵や技術を共有することが期待されています。地域社会が直面する課題を理解し、迅速かつ効果的なソリューションを提供することで、地域全体の価値創出に貢献することが目的です。
また、今後はGovTech(行政DX)の領域において、さらなる価値創出を目指して、様々な形での取り組みを展開していく所存です。特に、地域の課題に即したサービスの展開を進めることで、幅広い分野においてデジタル化の恩恵を享受できる社会を実現したいと考えています。
LAND INSIGHTの企業情報
LAND INSIGHTは、2022年4月に設立されたINCLUSIVE株式会社の子会社です。衛星データを活用し、第一次産業を中心に地域課題を解決する事業を展開しています。地上のデータと衛星データを組み合わせることで、新たなインサイトを提供し、マーケットインに基づいて課題解決を加速させていく方針です。
地域課題を理解し、技術革新を進めることで、持続可能な未来を目指すLAND INSIGHTの挑戦に注目です。
会社情報
- 会社名
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INCLUSIVE株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー
- 電話番号
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03-6427-2020