日本医師会と歯科医師会が共催するシンポジウム開催へ - 健康長寿のために大切な口腔管理とは

健康長寿に必要なこと―知って欲しい！お口の重要性

日本医師会と日本歯科医師会が共催するシンポジウムが、来る2023年4月6日に開催されます。テーマは「健康長寿に必要なこと―知って欲しい！お口の重要性」。口腔機能の低下が心身の健康に与える影響について、理解を深める貴重な機会となります。

シンポジウムの概要

シンポジウムは、以下の日時と場所で開催されます。

- 日時：2023年4月6日（日）13：00～15：35（開場12：00）
- 場所：日本医師会館 1階大講堂
- 応募人数：450名（事前申し込みが必要。応募多数の場合は抽選）

参加者は、あいさつや専門家による講演を通じて、医科と歯科の観点から口腔健康の重要性を学ぶことができます。特に、講演者には東京大学の教授や、日本歯周病学会理事長が名を連ねており、様々な視点からの有益な情報が提供される予定です。

プログラム内容

シンポジウムでは、以下の講演が行われます。
1. 挨拶：松本吉郎日本医師会長（ビデオメッセージ）、高橋英登日本歯科医師会長
2. 講演1：『健康長寿の鍵は「オーラルフレイル予防」』(飯島勝矢東京大学教授)
3. 講演2：『命をねらう歯周病―全身の健康はお口の中から―』(沼部幸博日本歯科大学教授)
4. 講演3：『お口の健康を維持するための禁煙のすすめ』(黒瀬巌日本医師会常任理事)
5. 講演4：『誤嚥性肺炎対策における口腔健康管理の意義』(小林隆太郎日本歯科医学会副会長)
6. 実践紹介：『やってみよう！口腔体操』(伊藤明彦日本歯科医師会常務理事)
7. パネルディスカッション：『健康長寿に必要なこと―医科歯科連携の重要性―』
8. 事前に寄せられた質問への回答

これらのプログラムを通じて、参加者は口腔健康の維持がいかに全身の健康に寄与するかを学び、日常生活に役立つことを期待できます。

参加方法

参加希望の方は、事前に申し込みを行う必要があります。応募は、下記の応募フォームより行ってください。後日、参加方法に関する詳細をメールおよび郵送でお知らせします。

- 応募締切：2023年3月23日（日）
- 問い合わせ先：日医・日歯合同シンポジウム事務局(TEL 03-5244-5364)

これは、医療に従事する者にとっても、一般の方にとっても、健康管理の重要性を再認識する良い機会といえるでしょう。

シンポジウムの後日情報

シンポジウムの模様は後日、読売新聞の全国版に抄録が掲載される予定であり、また、日本医師会公式YouTubeチャンネルでは録画された動画も公開される予定です。参加できない方も、ぜひそちらをご覧ください。

最後に、日本医師会は、47都道府県の医師会からなる学術専門団体であり、公衆衛生の向上に寄与しています。シンポジウムに参加し、口腔の健康管理についての知識を深めることで、健康長寿を実現する一歩を踏み出しましょう。