布の芸術祭2025
2025-11-05 10:26:33

地域産業とアートが融合!布の芸術祭「FUJI TEXTILE WEEK 2025」の全貌

富士吉田市での新たなアート体験『FUJI TEXTILE WEEK 2025』



2025年11月22日から12月14日にかけて、富士吉田市で開催される布の芸術祭『FUJI TEXTILE WEEK 2025』の開催が発表されました。この祭典は、地域の企業との連携を通じて、地域の文化と産業の振興を図るものです。特に、FSX株式会社、富士山麓電気鉄道株式会社、山梨中央銀行の協力により、各企業の店舗や駅舎をアート展示の会場として活用することが決定しました。

場所と作品の展示内容



会場は、FSX株式会社が運営するフレンチカフェ「Expression Kawaguchiko」、富士山麓鉄道が提供する下吉田駅の駅舎、山梨中央銀行吉田支店の3カ所です。ここでは、アーティストたちがテキスタイル素材を用いた作品を展示します。一般の来場者は、これらの展示を無料で楽しむことができ、作品の一部は会期終了後にも利用される予定です。

富士吉田市では、地域の企業との協力を通じて、アートを通じて街が活性化し、新たな文化の拠点となることを目指しています。また、一般の人々が日常的にアートに触れることで、「織物の街」としての誇りを再確認する機会を提供する考えです。

さらに、ファッションを学ぶ学校「coconogacco」が、受講生の作品展示も行い、クリエイターと地元の織物事業者が協力して新商品開発を行う「KYODO PROJECT」の成果展示も予定されています。

FSX株式会社のクリエイティブな拠点



『Expression Kawaguchiko』では、おしぼりの企画・製造を手掛けるFSX株式会社が、地域の文化を発信するためのアートプロジェクトを発足させました。このプロジェクトは、建築設計事務所のupsetters architectsやcoconogaccoとの共同で進行しており、会期中の作品展示だけでなく、地域の森を活用したアート活動をも発信していく予定です。

富士急行線下吉田駅とアートの出会い



富士急行線の下吉田駅でも、工業デザイナー水戸岡鋭治による印象的な駅舎がアートの新たな場となります。駅構内では、テキスタイル装飾が施され、訪れる人々に「富士山と織物の街」の魅力を伝える予定です。

藤田支店のガラスウォールを彩る鈴木マサル



山梨中央銀行吉田支店では、テキスタイルデザイナー鈴木マサルがガラスウォールにオリジナル生地を用いて華やかに装飾します。このプロジェクトは、地域の人々にエールを送ることを目的としており、訪れる人々に美しい景観を提供することで、アートに対する感受性を高める狙いがあります。

coconogaccoの展望



coconogaccoでは、受講生たちがこの地域でどのように成長しているのかを振り返ります。これまで受講生たちは多くの国際的なコンペティションで受賞し、その成果を地域に還元しています。今回の展示では、特に注目を集める受講生の作品も紹介され、その成長を見守ることができます。

KYODO PROJECTの醍醐味



また、地域のテキスタイル業者とクリエイターにより、様々なコラボレーションが進行中の「KYODO PROJECT」は、多彩な作品を生み出し、地域の産業の発展を目指しています。これにより、織物と家具、織物とファッションなどの異業種間の連携が実現し、新たな価値を創造します。

まとめ



『FUJI TEXTILE WEEK 2025』は、地域とアートが融合する素晴らしい機会となります。このイベントでは、富士吉田市の地元企業やアーティストが協力し、地域の誇りや文化を再発見することで、さらなる発展が期待されています。訪れる皆さんが、織物の街の魅力を一挙に体感できる機会となることでしょう。


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会社情報

会社名
富士吉田市
住所
山梨県富士吉田市下吉田6-1-1
電話番号

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