VRで感じる多様性、親子の向かい合う瞬間を体験する新コンテンツ
ダイバーシティ推進を目指して
株式会社シルバーウッドは、多様な人材が活躍する社会を実現するための研修プログラムを数多く開発しています。具体的には、発達障害、世代間ギャップ、介護と仕事の両立、育児と仕事の両立など、さまざまなテーマに基づいたプログラムを提供しています。これらは、VR(バーチャル・リアリティ)技術を駆使し、自分とは異なる他者の感情を一人称で体験することで、参加者に想像力を働かせ、理解を深めることを目指しています。
新作VRコンテンツ「告白の日」
今回、新たに発表されたVRコンテンツ「告白の日」は、クリエイティブ集団「やる気あり美」とのコラボレーションによって生まれました。この作品は「世の中とLGBTの接点をより深く理解する」をテーマにしており、学ぶのではなく、実際に体験することで理解を促すことを目指しています。
あらすじ
「告白の日」では、25歳の息子を持つ父親の視点から物語が展開されます。物語の中で、父親は息子の部屋で、息子が同年代の男性と一緒に写っている写真を見つけます。この写真は、実は友人ではなく恋人関係を示唆しているもので、息子は父親に全てを打ち明ける決心をします。視聴者であるあなたは、父親の立場で息子の告白を受けたとき、どのように感じ、どのように思うのかを体験することになります。
体験者の声
このコンテンツは、企業のLGBT研修や管理職向け研修でも多く実施されています。体験者からは次のような感想が寄せられています。
- - 「父親の視点に感情移入し、もし自分だったらどう受け止めるか真剣に考える良い機会になった。」
- - 「セクシュアルマイノリティを遠い存在と感じていたが、VR体験が非常にリアルで、より身近なテーマとして捉えられるようになった。」
- - 「映像を通じて見るのとは異なり、とても有意義な体験だと感じた。」
- - 「LGBTを特別な存在ではなく、大切な家族として理解できた自分の心の変化に驚いた。」
- - 「全社員に必須の研修として導入すべきだ。」
参加情報
このVRコンテンツは、2019年4月28日(日)と29日(月・祝)に開催された東京レインボープライド2019プライドフェスティバルで一般公開されました。会場は代々木公園イベント広場&野外ステージで、入場は無料でした。主催は特定営利法人東京レインボープライドで、ダイバーシティを推進する素晴らしい活動の一環として、多くの人がその体験を楽しみました。
まとめ
「告白の日」は、親としての視点からLGBTを理解することを目指した新しい取り組みです。VRという没入型の体験を通じて、多くの人々にとってセクシュアルマイノリティが身近なテーマになることを願っています。