株式会社Leachが新たにリリースした「Saturn」
株式会社Leach(東京・港区)が2026年4月24日に正式にリリースしたのは、AI搭載の業務自動化プラットフォーム「Saturn」です。この革新的なツールは、「Excelを再発明する」というコンセプトを元に開発されており、誰でも簡単に業務の効率化が図れます。
Saturnの概要
Saturnの最大の特長は、スプレッドシートの感覚で業務フローを簡単に構築できる点です。利用者は、列を並べることによって業務フローが完成し、AIがデータの取得から請求書作成までを全自動で行います。設定は不要で、社内のIT担当者や外部の専門家に依頼する必要もなく、経理部門のスタッフ自らが活用できるのが魅力です。
開発の背景
日本の中小企業では、依然として手作業による転記業務が多く残っています。このような状況で、月末に経理部門が行うコピー&ペースト作業は膨大な時間を要します。企業の業務システム間のデータ連携は手作業に頼ることが多く、ITに知識がある人材が少ない中小企業では、RPAやiPaaSの導入が進まないのが実情です。
この背景を踏まえ、Leachの代表である冨永氏は、AI・インフラエンジニアとしての経験を活かし、毎日8時間も転記作業に費やされている人々のためにSaturnの開発に着手しました。
Saturnの主な機能
1.
自動データ連携: CORECから受注データを取得し、freeeの請求書データを自動生成します。たった一つのボタンを押すだけで、数分で100件の請求書が作成可能です。
2.
AIによるマッチング: AIが取引先の情報を自動で照合し、表記ゆれも正確に処理します。最初の実行でのマッチングルールも記憶され、精度の高い照合が可能となります。
3.
テンプレート利用: 18種類の業務用テンプレートから選択することで、即座に利用を開始できます。経理だけでなく、営業やマーケティングなど多岐にわたる業務パターンに対応します。
4.
ノーコードソリューション: 異なるシステム間でのデータ項目の紐付けもAIが自動的に行います。プログラミングの知識は一切不要です。
5.
可視化: AIが行った処理内容をセルごとに表示するため、出力内容を簡単に確認したり修正したりできます。
6.
公的DBから情報取得: 600万社分の企業情報を標準搭載しており、企業名を入力するだけで詳細な情報が自動入力されます。
汎用AIとの違い
ChatGPTやClaudeなどの汎用AIは大変便利ですが、業務データの一括処理や外部サービスとの連携には限界があります。Saturnはこの部分を特化しており、各種業務データをスプレッドシート形式で管理することができるため、処理結果も資産として扱えます。
さらに、CORECやfreee、Gmail、Slackなど14の外部サービスとネイティブに連携しており、データの取得から処理、送信までを自動化することが可能です。
利用事例と今後の展望
Saturnの導入事例として、経理部門の業務効率化だけでなく、営業や採用の業務にも力を発揮しています。特に、履歴書の自動スクリーニングや営業リサーチの自動化は、業務の負担を大幅に軽減します。
今後もユーザーの要望に基づいて連携先を拡充していく計画があり、kintoneやHubSpotなどとの連携が見込まれています。初期費用は0円で、14日間の無料トライアルも提供されているため、気軽に試すことができます。
まとめ
株式会社Leachの「Saturn」は、中小企業の業務効率化を実現する強力なツールです。手作業から解放されることで、経理や営業部門の生産性を劇的に向上させることができるでしょう。興味のある方は、是非一度公式サイトでその機能を確認してみてください。