リスキリング連携
2023-10-31 14:00:02

日本リスキリングコンソーシアムと経済同友会、20万人支援で戦略的パートナーシップを結成

日本リスキリングコンソーシアムと経済同友会の戦略的パートナーシップ



日本リスキリングコンソーシアムと経済同友会は、共同で「リスキリング」を推進するための戦略的パートナーシップを結成しました。この取り組みは、全国の人々のスキル向上を図るもので、特に2024年には年間20万人のリスキリングを支援することを目指しています。

リスキリングとは


リスキリングは、職業や業務に必要な新しいスキルを習得するための活動を指し、変化する社会に対応するために重要性が増しています。日本リスキリングコンソーシアムは、地方自治体や民間企業と連携し、性別や年齢を問わず、すべての人にスキルを更新する機会を提供しています。

具体的には、2022年6月に設立された同コンソーシアムは、200以上のパートナーと協力し、1,200以上のプログラムや就業支援サービスを展開しています。すでに8.5万人以上の利用者がいます。

経済同友会の役割


経済同友会は、1946年に発足し、企業経営者が集まる団体です。この団体は、経済社会の活力向上を目指し、リスキリングを重点テーマに掲げています。今年4月から新体制での活動を開始し、特に「共助資本主義」の実現を目指しています。

リスキリングを進めるための鍵は、必要なスキルや効果的なトレーニングプログラムの認定を行うこと、またすべての意欲的な個人に対して効率的にリスキリングの機会を提供することだとされています。

日本におけるリスキリングの現状


日本では、官民を挙げたリスキリングの取り組みが進行中ですが、個人のメリットや公的支援の整備が求められる状況です。特に、ジェンダーや地方と都市間でのスキル習得の格差が課題視されています。

このような背景のもと、日本リスキリングコンソーシアムと経済同友会は連携し、革新的なリスキリング推進策を創出することを目指しています。

パートナーシップによる具体的な施策


1. 先進的なリスキリングプログラムの公開
日本の主要企業で実施されている実践的なトレーニングを一般に向けて公開し、個人が学ぶ機会や経営者が参考にできるようにします。

2. 女性や地方へのリスキリング支援
内閣府の政策に基づき、女性の経済的自立を促進するためのデジタルリスキリングの支援や情報提供を行います。また、地方におけるリスキリングの推進も重点としています。

これらの取り組みを通じて、多様な人々が持つポテンシャルを引き出し、社会全体のスキル向上を図ります。

今後の展望


このパートナーシップによるプログラムは順次発表され、スキルニーズや効果の検証を行いながら進めていきます。2024年度内には、20万人のリスキリング支援を達成することが目標です。

日本リスキリングコンソーシアムとは


日本リスキリングコンソーシアムは、全国の人々がスキルを更新し続けるためのプログラムを提供し、参加団体数は200以上、プログラム数は1,200超、会員数は8.5万人を超えています。今後も新たなプログラムを展開し、学び続ける文化を醸成していきます。

公式サイトはこちら

会社情報

会社名
日本リスキリングコンソーシアム事務局
住所
東京都渋谷区渋谷3-21-3渋谷ストリーム
電話番号

トピックス(経済)

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