トラック運送業界の実態に迫る原価管理調査
株式会社船井総研サプライチェーンコンサルティングと複数の企業は、トラック運送業の「原価管理・原価計算」に関する実態調査を開始しました。この調査は、業界の厳しい経営状況に対する一助を目的としており、どのように原価が管理され、活用されているかを詳しく分析することを目指しています。
背景
トラック運送業は、私たちの生活に欠かせない「モノを届ける」という重要な社会インフラとしての役割を担っています。しかし、全体の営業損益率はわずか0.0%と悲惨な状況が続いており、特に20両以下の小規模事業者においてはマイナスに沈む状態となっています。これにより、経営の厳しさが際立っており、原価計算が極めて重要であるにもかかわらず、その実施率は83%に達する一方、運賃交渉における価格転嫁率は他業種の中で最も低い水準に留まっています。
調査内容
実施目的
本調査では、トラック運送業界が直面するコスト上昇に対する原価管理の実態を明らかにし、事業者がどのような費目をどの程度の詳細で管理しているのか、またその情報をどのように活用しているかを探索していきます。具体的な実態を把握することで、業界全体の健全な経営環境の構築へ向けた一歩を踏み出すことが期待されます。
調査概要
- - 調査名: 運送会社の原価活用・コスト上昇対応に関する実態調査
- - 調査対象: 実運行を行うトラック運送事業者
- - 調査方法: Webアンケート形式
- - 回答期間: 2026年6月9日(火)~2026年6月30日(火)
共同実施企業
調査は次の企業と共同で実施されます:
- - アセンド株式会社
- - 株式会社Azoop
- - 都築電気株式会社
- - 株式会社シーアールイー
調査結果の活用
収集されたデータは、2026年7月中に回答者や共同実施企業に共有され、また業界関係者向けのレポートとしても発表されます。加えて、調査結果を基にしたセミナーも開催され、業界内の知見を深める場が設けられる予定です。このように、調査結果は実際の経営改善に向けた貴重な情報源となるでしょう。
会社情報
株式会社船井総研サプライチェーンコンサルティング
現状の原価管理を改善し、トラック運送業界が抱える様々な問題に向き合うために、この調査がもたらす洞察はとても重要です。業界の発展に寄与することが期待されており、ぜひ注目していきたい取り組みです。