沖縄で無人運用のレンタカーサービスがスタート
株式会社スマートバリューは、株式会社MOVINが提供するレンタカー「スポサポレンタカー」に無人での鍵の受け渡しを実現するプラットフォーム「Kuruma Base」を導入しました。これに伴い、那覇市の宿泊施設「那覇ウエスト・イン」に鍵管理機「SPLATS KEY」を設置し、無人運用でのレンタカー利用が可能に。これにより、24時間いつでもレンタカーを借りることができる新たな利便性が生まれました。
スポサポレンタカーの特長
1.
スポーツチームとのコラボレーション
スポサポレンタカーは、地元のプロスポーツチームと連携し、車両にラッピングを施すことで、チームのブランド強化とファンとの結びつきを強化しています。
2.
低価格レンタカーの実現
Advertisementsが可能なラッピングスペースを活用することで、通常のレンタカーサービスの約半額である12時間1,500円から提供。広告収入によって低料金を実現しています。
3.
無人運営による利用の利便性
コインパーキングや宿泊施設との連携により、無人で車両の出発と返却ができ、便利さが向上しました。
4.
スポーツチームへの還元
売上の一部を提携しているスポーツチームに還元し、地元スポーツの支援にも寄与しています。
5.
AIによる最適な広告配信
走行データをAIで分析し、観光情報や広告を最適なタイミングで配信する仕組みを整えました。
実証事業の背景と運用方法
無人運用は、社会において利便性を向上させつつ、人的リソースを削減することが期待されています。スポサポレンタカーでは、この無人運営システムを導入し、鍵の受け渡しから運用効率化を図ります。
利用者はLINEで車両を予約すると自動で二次元コードが発行され、そのコードを鍵管理機にかざすことで、鍵の受け取りが無人で可能になるのです。また、鍵の取り扱いについてはログが自動で保存され、利用状況を記録するため、管理も一層便利になっています。
具体的な設置地点と今後の展望
今回の実証が行われる場所は、那覇ウエスト・インの裏駐車場です。沖縄県那覇市西1丁目16-7に位置し、12時間1,500円から利用でき、出発返却は24時間対応。多様な顧客のニーズに応える利便性を持つ事業です。
今後は、他の地域にも拠点を拡大し、鍵管理システムを導入することで、さらに便利なレンタカーサービスの提供を目指します。
Kuruma Baseの紹介
「Kuruma Base」は多様なクルマのサービスを提供する企業向けのプラットフォームです。カーシェアリングやレンタカーに特化したシステムを提供し、ユーザーが求める機能を備えたサービスを目指します。
新しい鍵の受け渡しなど、ニーズに応じたサービスを随時追加できるフレキシブルな設計となっています。これにより、既存のシステムにも容易に組み込むことができ、運営の効率化が図られます。
特に、公共交通機関や他のシェアリングサービスとの連携を促進し、MaaS(Mobility as a Service)の実現を目指して展開していく予定です。
会社情報
- - 会社名:株式会社スマートバリュー
- - 代表者名:渋谷 順
- - 所在地:大阪市中央区道修町三丁目6番1号
- - 設立年月:1947年6月
- - 資本金:1,044,944千円
- - 上場市場:東証スタンダード(証券番号9417)
- - ホームページ:スマートバリュー公式サイト