NECネッツエスアイ、国内最大のZoom Phone導入を実施

NECネッツエスアイ、国内最大規模のZoom Phone導入

NECネッツエスアイ株式会社（本社：東京都港区）は、国内最大規模で「Zoom Phone」の導入を進めています。この取り組みにより、NECグループの約11万人の従業員が新たなコミュニケーション環境を活用し、2025年3月からの運用開始を目指しています。

音声系ネットワークの専門家

NECネッツエスアイは、長年にわたり音声系ネットワークの構築と運用に特化してきた企業です。音声品質や電話環境に関する豊富な知識と経験を生かし、最近では「Zoom Phone」などのクラウドサービスの提供を進めています。この取り組みは、顧客のコミュニケーションをデジタルトランスフォーメーション（DX）に寄与するものです。また、全国に拠点を持ち、全ての顧客に対応できるサポート体制も強化しています。

デジタル化がもたらす変革

NECグループは、自社のDXを推進し、先進的な技術やサービスを導入して得られた知見を顧客や社会に還元する「クライアントゼロ」戦略を採っています。この「Zoom Phone」の導入も、この戦略の一環です。このクラウドサービスはデータや他のクラウドサービスとの連携を活かし、業務の利便性や生産性を向上させることが可能です。

マルチテナント機能の利点

「Zoom Phone」の特筆すべき機能は、マルチテナント機能です。これにより、11万人の従業員が効率的にコミュニケーションを図ることが可能になります。この機能を使用すると、異なる契約を持つグループ会社間でも組織情報をリンクさせたり、内線通話を可能にしたりできます。これにより、運用や管理の効率化が図られるのです。

Zoom Communicationsの台頭

Zoom Communicationsの創業者、エリック・ユアン氏は、NECグループの11万人が「Zoom Phone」を利用することになったことは、ビジネスコミュニケーションの強化への強固なコミットメントを示すものだとコメントしています。また、同社はNECグループのコミュニケーションの進化を支援し、効率化を推進することに誇りを持っています。

今後の展望

NECネッツエスアイは、「Zoom Phone」とともに多様なクラウドサービスとの連携を進め、得られたデータを業務の改善や効率化に活用していく方針です。これにより、顧客の働き方改革や競争力の強化に貢献することを目指します。今後もこのような取り組みを通じて、NECネッツエスアイは業界のリーダーとして進化を続けていきます。