日比谷花壇と台湾
2025-07-31 11:45:49

日比谷花壇が台湾で展開する新たな花の美学とは

日比谷花壇が創出する台湾の新しい住空間



2025年に完成予定の台南の高級マンション「泰嘉璞日」。このプロジェクトは、日比谷花壇と台湾の不動産開発会社、泰嘉開発との協業によって実現しました。設計は国際的に著名な建築家、丹下憲孝氏によるもので、花によって日本の美学を表現することを目指しています。

タイジャプーリーの魅力



「泰嘉璞日」のパブリックスペースには、日比谷花壇が長い年月をかけて培ったフラワーデザインの技術が投入されています。エントランスやコミュニティラウンジ、多目的室などの空間が、花の装飾によって華やかさと落ち着きをもたらしています。このプロジェクトにおける日比谷花壇の役割は単に装花を行うことにとどまらず、居住空間の価値を新たに創出することです。

完成発表記者会見の様子



完成を祝う記者会見は、現地の台南で行われ、様々な著名人が出席しました。会見では、調印式が実施され、日本と台湾の文化が融合する様子が見られました。会場には「よいしょ」という掛け声が響き渡り、和やかな雰囲気が漂っていました。装花のパフォーマンス演出も行われ、参加者はその美しさに感銘を受けていました。

装花のデザイン



日比谷花壇のトップデザイナー、岩尾明美氏が手がけた装飾は、和モダンスタイルに基づいています。装花は「いけばな」のエッセンスを取り入れ、植物の個性を際立たせることで、各空間の用途や利用シーンに寄り添ったデザインとなっているのです。以下は、特に印象的な装花のデザインです。

  • - 彩響(さいきょう):エントランス空間を華やかに演出し、有機的な素材を使用しています。
  • - 苔むす刻(こけむすとき):日本庭園を意識した、シンプルながら力強いデザインです。
  • - 線景(せんけい):植物の美しさを引き立てる、選りすぐりの素材を使用した装花です。
  • - 然(ぜん):奥深い静けさを持つ胡蝶蘭を用いた、洗練されたアレンジです。

日台美学の架け橋



今回の協業をきっかけに、日比谷花壇は台湾においても新たな花とみどりの価値を創出することを目指しています。今後は、台南の「水星光」や高雄の「一央清」といったプロジェクトでも、泰嘉開発との協業を行う予定です。日比谷花壇は、台湾の住宅美学に新たな生命を吹き込む役割を担うことになります。

最後に



日比谷花壇の代表取締役社長、宮島浩彰氏は、「花とみどりが心のビタミン」と語り、住まう人々が「泰嘉璞日」での生活を通じて美しさに触れ、癒されることを願っています。彼の言葉には、台湾の人々に新たなライフスタイルを提案し、花とみどりの可能性を広げる意志が感じられます。

このように、日比谷花壇と泰嘉開発の協業は、ただのビジネスに留まらず、文化的な架け橋となることを目指しており、未来に向けて大きな影響を与えていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社日比谷花壇
住所
東京都港区南麻布1-6-30
電話番号
03-5444-8700

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