医療業界支援に向けた新たな取り組み
2023年、株式会社山梨中央銀行が医療業界への支援体制を一新するために「医療支援プロジェクトチーム」(医療支援PT)を設立しました。この新組織は、医療機関の経営課題や地域特性を踏まえた支援を行うことを目的としています。
設立の背景
医療業界は、人口減少や物価高などの経済的要因、人手不足、さらには患者の受診動向の変化や診療報酬の改定といった多くの課題に直面しています。これらの要因は医療機関を取り巻く環境を厳しくし、持続可能な医療提供を行うための体制構築が急務となっています。医療は地域社会にとって不可欠なインフラであるため、各医療機関が抱える特有の課題に対し、金融機関はそれを解決へと導くリーダーシップが求められます。
そのため、山梨中央銀行では医療支援PTを設立し、医療業界に対する強力な支援体制を構築しました。
医療支援PTの概要
医療支援PTは、コンサルティング営業部長と融資審査部長のリーダーシップのもと、両部の医療担当者が事務局として機能します。約40名から成るチームには、営業担当者や本部の行員、医療機関への出向経験者などが名を連ねています。この多様なメンバーは、各種勉強会の開催を通じて業界理解を深め、医療機関向けの支援を行うための専門チームの組成や高度な事業性評価ツールの整備を進めていく方針です。
今後の取り組み
医療支援PTは、地域医療構想にも率先して関与していく計画です。具体的には、医療機関ごとの専門支援チームを設立し、コンサルティング支援を強化する施策を実施する予定です。また、新たな支援施策の検討にも取り組むとしています。
次回の活動として、運営初期にあたる2月3日(火)に株式会社日本経営の協力を得て勉強会を実施しました。この勉強会にはPTのメンバーに加え、同銀行の役員も参加し、医療と介護業界が直面する経営課題や、金融機関に求められる対応策についての理解を深めることができました。
医療支援PTのメンバーはこれからも地域医療の発展に貢献し、持続的な医療提供体制の構築に向けて全力を尽くすことでしょう。新たなプロジェクトを通じ、医療機関への支援体制がより一層強化されることが期待されます。