大学授業運用を支える「Btend」の魅力とは
近年、教育におけるテクノロジーの進化、すなわち「Edtech」が注目を浴びています。その中でも、教育現場では教育のICT化や主体性を育む教育が求められていますが、コストや教員の負担が課題となっているのが現状です。そこで、株式会社ビーテンドが提供を開始したのがスマートフォンアプリ「Btend」です。
「Btend」とは?
「Btend」は、スマートフォン(iOS, Android両対応)を利用して、大学などの教育機関における授業の運用を効率化し、学習効果を高めるためのアプリです。主に出席管理、アクティブ・ラーニングの支援、さらには授業前後の反転学習やブレンデッド・ラーニングをサポートするオンラインサービスです。
対象ユーザ
このアプリは、教育機関の教員やスタッフ、そしてその運営者を主な対象としています。出欠管理や課題管理、学生とのコミュニケーションが必要な方々に最適です。また、アクティブ・ラーニングや反転学習の取り入れを検討している教育者にも役立つツールです。
主な機能
1. 出席管理
「Btend」では、GPSとBluetoothを活用して、参加者の出欠状況をリアルタイムで把握できます。屋内・屋外に関わらず、講師が現場に不在でもスマートフォンで簡単に出欠確認が可能です。また、講師によるステータスの変更もワンタップで行え、生徒がスマートフォンを持っていない日でもサポートできます。各自の時間割や過去の出欠記録も、アプリ内でいつでも確認できます。
2. メッセージ機能
アプリ内には、参加者全員にメッセージを送信できるルームが設けられています。これにより、教員と生徒とのコミュニケーションを円滑にし、伝達事項の通知や質問のやり取りが便利に行えます。さらにテキストだけではなく、画像の送信もできるため、ノートや作品の共有も可能です。
3. 課題管理
「Btend」では、参加者からの課題やレポートを効率的に回収できます。講師がプロジェクタを利用して提出物を授業中に共有でき、リアルタイムでのフィードバックが実現します。これにより、評価作業や学生への指導がスムーズに行えます。
4. クリッカー機能
授業やセミナー中、参加者の反応や意見を即座に収集できる機能も備えています。簡単なアンケートとして利用可能で、参加者の属性や理解度を確認しながら授業を進行することができます。これによって、学生の授業参加への積極的な促進が期待できます。
利用料金
「Btend」は、2018年8月末まではβ版として無償で利用可能です。β版終了後は、フリー及びプレミアム版の料金プランが予定されています。
今後の展開
β版終了後のプレミアムプランでは、ビデオストリーミング機能やLMS(moodle, mahara)との連携機能が追加される予定です。
教育機関関係者へのメッセージ
現在、大学経営の状況は厳しさを増しています。18歳人口の減少や運営交付金の削減に直面する中で、私たちは学生が所有する端末を活用した教育環境の改善を目指しています。「Btend」は、その一助となることを願っています。β版では、利用者の意見を基に改良を重ねており、協力頂ける方々からのご意見をお待ちしております。
会社情報
「Btend」を提供する株式会社ビーテンドは、2016年に設立され、兵庫県神戸市に本社を構えています。教育と医療機関向けに情報サービスやモバイルソリューションを提供しています。詳しくは公式サイトをご覧ください。
公式サイト:
Btend
お問い合わせ
本サービスに関する質問や相談については、以下のメールアドレスへご連絡ください。
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