テラドローンの新たな展開
2026-06-15 16:18:54

テラドローン、ウクライナのベソマー社と共同で偵察ドローン開発を開始

テラドローンがウクライナのベソマー社とJV設立へ



テラドローン株式会社(本社:東京都渋谷区)は、このほどウクライナに拠点を置く固定翼型無人航空機(UAV)メーカーのベソマー社と共同で、偵察用ドローンの提供を目的とした合弁会社(JV)設立に向けた取り組みを開始することを発表しました。これにより、偵察ドローン「Terra C1」を軸に、多層的な無人防衛ソリューションの構築が進むことが期待されています。

ベソマー社の役割と特性



ウクライナのベソマー社は、固定翼型UAVの開発・製造を専門とし、主に偵察や監視、迎撃、さらには物流支援といった多様な用途に対応できる無人航空システムを展開しています。その特長は、電子戦(EW)環境や制約されたインフラ下での迅速な運用や、長時間の飛行を実現する高い運用性にあります。特に、厳しい条件下でも高い機動性と耐環境性を重視した設計が求められる現場において、運用するための最新技術を駆使した製品開発を行っています。

テラドローンは今回のJV設立によって、今まで推進していた迎撃ドローンの事業に加え、固定翼型UAVによる偵察・監視事業を新たに提供することで、より包括的な防衛ソリューションの実現を目指します。これにより、脅威の「発見」、「把握」、「対処」を一体で支える体制を整え、効率的な防衛を実現を図ります。

Terra C1の概要



新たに提供される「Terra C1」は、3時間の長時間飛行能力を持ち、運用半径は50〜110km、さらに10倍の光学ズームを備えています。この能力によって、広域を飛行しながら不特定多数の危険な状況を見極めることが可能になります。また、電子戦環境下でも高い位置把握能力を保ち、最大4kgの荷物を運ぶ物流支援にも対応可能です。こうした特徴は、厳しい運用環境での現場での即応性や連続運用を重要視して設計されています。

防衛ソリューションの強化



テラドローンが展開する技術とノウハウは、軍事分野においても大きな期待を集めています。近年は、低空・低速での飛行により脅威が多様化するとともに、早期発見と適切な対応が求められる状況が増えています。こうした中、偵察・監視用のUAVが果たす役割は非常に重要であり、従来までの迎撃機能に加えた新たな情報収集の拡充が、防衛の実効性とスピードを向上させることが期待されています。

今回のJV設立により、テラドローンはウクライナ市場でのプレゼンスを高めると共に、既存の迎撃ドローン「Terra A1」や「Terra A2」とも連携することで偵察・監視機能と迎撃機能を統合した多層型無人防衛ソリューションを形成していきます。これにより、胴体の接近段階や状況に応じて、最適な防衛体制を整備できるようになるでしょう。

代表者のコメント



テラドローンの代表取締役社長、徳重 徹氏は、次のように述べています。「今回のベソマー社とのJV設立は、迎撃分野に加え、偵察・監視技術を融合させる重要な一手です。脅威を早期に把握し、状況を可視化することで、必要な対応へとつなげる能力を強化していきます。両社の技術を合わせることで、新たな多層型防衛ソリューションを提供できるよう努めてまいります。」

ウクライナのベソマー社のCEOハンナ・マツェンコ氏も、この合弁企業設立の意義を強調しています。「Terra Droneの国際的なネットワークと我々の技術力を結びつけることで、より広い地域と多様な用途での展開が実現できると確信しています。」

今後の展望



テラドローンは今後も、今回のJV設立を足がかりに固定翼型UAVによる防衛ソリューションのさらなる拡大を目指す方針です。これにより、包括的な軍事技術の提供を実現し、ビジネスの拡大を図りながら、競争力を高めていく姿勢を大切にします。
さらに、脅威の早期発見と対応機能を統合し、国内外における新たなビジネスチャンスを創出していく方針です。こうした努力を通じて、テラドローンは防衛領域におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立し続けることでしょう。


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会社情報

会社名
Terra Drone株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷2丁目12-19 東建インターナショナルビル
電話番号
03-6419-7193

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