日蘭の建築連携
2025-05-07 17:44:19

近畿大学がオランダのHAN大学と学部間協定を締結し教育連携を強化

近畿大学とHAN大学が協定を締結



近畿大学建築学部は、2025年5月7日、オランダのHAN応用科学大学と学術および教育の相互交流を目指して協定を締結しました。この協定により、両大学間での協力が強化されることになります。近畿大学はすでにアジアの大学と連携を深めてきた実績がありますが、ヨーロッパの大学との関係構築に向けて重要な一歩を踏み出しました。

協定締結の背景



近畿大学建築学部は、2011年に日本初の建築学部として設立され、台湾や香港の大学との協力を進めてきました。一方で、HAN応用科学大学も関西地域で協定校を探しており、2025年に予定されている大阪・関西万博への参加を契機として連携が期待されていました。これらの背景から、両大学の協力が実現しました。

教育・研究のさらなる発展を目指して



本協定においては、教職員や学生の学術的な交流が活発化されることが期待されています。将来的には共同研究プログラムや単位互換を実現させ、より深い教育と研究の連携を築くことを目的としています。

交流活動の第一弾



この協定の第一弾の交流活動として、5月8日に大阪・関西万博のオランダ館でシンポジウムが開催され、近畿大学の教員や学生はもちろん、HAN大学の学生も参加します。このシンポジウムでは、日本の高齢者ケアや住宅問題について多角的に議論される予定です。登壇予定者には、近畿大学建築学部教授の山口健太郎氏やミサワホームの担当者が名を連ねています。

HAN応用科学大学の概要



HAN応用科学大学は、オランダのアルンヘルム市に位置する大学で、理論と実践に基づく多様な学問を学べる環境が整っています。建築環境学部には、建築や工学、都市計画といったさまざまな専門家が在籍し、約1,200人の学生が学んでいます。この大学は、オランダ国内でも最大規模を誇る大学の一つであり、35,000人以上の学生が在籍しています。また、同大学には他にも多くの学部があり、様々な分野にわたってインターナショナルな協力を展開しています。

まとめ



近畿大学とHAN応用科学大学の連携が実現したことは、両大学にとって大きな前進です。学術研究や教育の分野での相互交流を通じて、未来の建築プロフェッショナルを育成することに寄与することが期待されます。シンポジウムを通じて具体的なアイデアや成果が生まれることを期待しましょう。

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学校法人近畿大学
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