NAVIS HRが育成したインド人トラックドライバー、日本上陸
2025年10月29日、インド・オディシャ州で特定技能試験に合格したラケッシュ氏が、日本に入国しました。彼は、NAVIS HUMAN RESOURCES Pvt. Ltd.の支援を受け、国際物流業界での第一歩を踏み出しました。この歴史的快挙により、初めてインドから日本へトラックドライバーが渡航し、鹿児島県出水市のマルイ運輸株式会社にて正社員として勤務を開始しました。
ラケッシュ氏の挑戦
ラケッシュ氏は、誠実で協調性のある若者。授業には無遅刻・無欠席で臨み、面接練習でも一生懸命に取り組みました。彼の努力の成果として、特定技能試験に一発合格。すでにインドで大型トラック免許を取得しており、実務経験も豊富な彼は即戦力として日本の物流業界での活躍が期待されています。
入国の際は、福岡空港にタイ航空の便で到着し、心待ちにしていたマルイ運輸の皆さんと初対面を果たしました。この瞬間は、ラケッシュ氏にとって感慨深いものだったでしょう。
NAVIS HRの支援と育成プログラム
NAVIS HRは、約2年にわたりラケッシュ氏を教育・訓練してきました。彼が受けた日本語と専門技術の研修は、一貫して高い水準を保ち、彼の日本での活躍をサポートしてきました。日本語力も優れており、特定技能試験を一発でクリアするなど、そのコミュニケーション能力に期待がかかります。
また、NAVIS HRはこの成功を受けて、第1期生のトラックドライバー候補として13名を新たに育成しています。彼らは鹿児島県や静岡県、岐阜県の運送会社で採用が決まっており、順次渡航の準備が進められています。
二期生の日本語教育
第2期生となる11名は、日本語能力試験N4レベルの学習が進んでおり、基本的なコミュニケーション能力を身に付けています。さらに、バスドライバーとしての採用も視野に入れており、今後の成長が楽しみです。
タクシードライバーへの挑戦
NAVIS HRは、タクシードライバー育成に乗り出す意向も示しています。日本語教育の質を高め、国際人材を供給することで、都市部でのタクシー業界における人材不足を解決することを目指しています。
企業の理念
NAVIS HRは、ただ人材を送り出すのではなく、物流業界に誇りを持ち、長期的に活躍したいという意欲を持った人材を厳選しています。そのため、彼らが日本での生活と仕事に合格し続けられるよう徹底したサポートを行っています。これにより、業種選択のリスクを最小限に抑え、企業のサービス品質向上に貢献します。
マルイ運輸株式会社の役割
マルイ運輸株式会社は、地域に密着した高品質な物流サービスを提供してきた企業で、NAVIS HRが育成したインド人トラックドライバーを受け入れることで、地域物流の安定と国際人材の活用を進めています。
おわりに
NAVIS HRが推進するこのプロジェクトは、日本とインドの架け橋となる素晴らしい取り組みであり、今後さらなる発展が期待されています。国際人材の育成とともに、両国の物流業界への貢献を目指しています。