XAION DATAとプレイドが手を組む
2023年、新型コロナウイルスの影響でテレワークの普及が進む中、多くの企業がオンラインサービスへの移行を加速しています。このトレンドは、顧客体験(CX)の向上が企業の成功に直結する中でますます重要になっています。このような状況下、AIデータを扱う株式会社XAION DATAが、CXプラットフォーム「KARTE」を提供する株式会社プレイドと提携しました。
パートナーシップの背景
企業がオンラインシフトを進める中、顧客のニーズに即したサービスの提供が不可欠です。特に、顧客体験の向上は企業の競争力を決定づける要素となっています。これに伴い、統合されたデータによって、より深い顧客の理解が求められています。データは多種多様で、企業内にはオフラインデータや顧客の行動データなどが分断して存在します。
XAION DATAは、オープンデータやオウンドデータの収集、統合、加工支援を行っており、プレイドの「KARTE」はCXプラットフォームとしての強みを持つことから、双方の技術と知見を持ち寄ることで、より適切な顧客体験が提供できると考え、パートナーシップを結ぶことになりました。
提供するソリューション
この協業により、XAION DATAが収集するオープンデータや2nd/3rd Partyデータと、プレイドの提供するKARTEに蓄積された顧客の行動データを統合します。そして、KARTE Datahubを中心としたデータの統合・活用基盤を提供することで、企業が抱える具体的な課題解決を図ります。
具体的な支援内容
パートナーシップにあたり、XAION DATAは以下の5つのフローを支援します:
1. 課題の明確化と解決に必要なデータ整備の設計
2. 不足しているデータの供給(2nd/3rd Partyデータ)
3. データ統合基盤の提供
4. AI分析モデルの構築およびデータ可視化の支援
5. 導入から運用にかけての支援
これにより、企業は持つデータを最大限に活用できるだけでなく、これまでの枠組みを超えて新しい業務へのデータ利用が可能になります。また、データの統合やAI分析モデルの構築支援に加え、AIの導入と運用支援も行うことで、企業のデータ活用に対して深くコミットします。
プレイドとXAION DATAの理念
プレイドは「データによって人の価値を最大化する」という使命を掲げ、2015年からCXプラットフォーム「KARTE」を提供し続けています。KARTEは、顧客との接点にかかわるデータを一元化し、企業にとって有用な情報を提供します。
一方でXAION DATAは、「AI×DATAで世界中の価値を最大化する」を目指し、幅広い業界でAIを活用したデータソリューションの提供に取り組んでいます。両社の協業がどのような新しい価値を生むか、今後の展開が楽しみです。
公式ウェブサイト:プレイド
公式ウェブサイト:XAION DATA
このようにXAION DATAとプレイドの提携は、企業のデータ活用を加速させ、顧客体験を向上させるための大きなステップとなります。今後の具体的な成果に期待が高まります。