直売マルシェ「菜根たん」
2020-07-13 14:08:07
大宮アルシェに現れた直売マルシェ「菜根たん」とは?
近年、新型コロナウイルスの影響を受け、多くの飲食店や店舗が厳しい状況に直面しています。その中でも特に問題視されているのが、農産物のフードロスです。消費者の元に届かず、廃棄されてしまう野菜が増えている実情は、農家や消費者の双方にとって痛ましい現実です。そんな状況を背景に登場したのが、直売マルシェ「菜根たん」です。
「菜根たん」は、若手農業ベンチャーLiving Roots社が主導しており、代表の三浦大輝氏が中心となって地元の農家と消費者をつなぐ役割を担っています。Living Roots社は、SNSを駆使した革新的な取り組みを実施しており、消費者の手元に安心・安全な新鮮野菜を届けることを目指しています。SNSで話題になっている野菜セットは、大きな反響を呼び起こしていることもあり、その魅力は多くの人々に伝わっています。
大宮アルシェに設置された特設ブースでは、毎週末、全国の農家から直送された新鮮な野菜や果物が購入可能です。このマルシェに協力することで、地元の農業を支え、同時に消費者には新鮮な選択肢を提供します。また、観光農園から直送される果物や、さいたま市内で栽培されているオーガニックのヨーロッパ野菜も取り扱います。
「菜根たん」は、2020年7月31日からスタートし、毎週末に開催される予定ですが、早めに売り切れることが予想されます。プレオープンも行われており、7月17日からの3日間、各日午後12時から開始されました。開催場所はアルシェ大宮の2階入口前で、雨天の場合は場所が変更されることがありますので注意が必要です。
この直売マルシェの最大の魅力は、何と言っても新鮮さです。直接農家から届けられるため、農作物の鮮度は格別です。訪れる消費者は、店頭に並ぶ色とりどりの野菜や果物を見て、心が躍ることでしょう。また、これによって農家や地域が貢献でき、一緒に成長していく姿勢が強調されています。
「菜根たん」は単なる販売所ではなく、農業の未来を考える場でもあります。消費者と農家が直接対話を持つことができることで、より良い食体験を共有できます。これからの日本の食文化を支えるために、こうした取り組みがどんどん広がって欲しいものです。
今後も「菜根たん」の活動から目が離せません。私たち一人一人がフードロス問題を認識し、地域の農業を応援していくことが大切です。みなさんもぜひ、「菜根たん」に足を運んでみてはいかがでしょうか。新鮮な野菜と共に、農家の思いを感じることができる貴重な体験になることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 アルシェ
- 住所
- 埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-1-1
- 電話番号
-
048-647-0111