岡山大学とUNCTADが若手女性研究者の未来を拓く
2026年2月12日、岡山大学は国連貿易開発会議(UNCTAD)との共同プログラムによる「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース」の第5期生による研究成果発表会を、オンライン形式で開催しました。このプログラムは、途上国の女性研究者が日本での研究を通じてスキルを磨き、国際的な連携を図ることを目的としており、多くの研究者に大きな影響を与えています。
発表会には、フィリピン、タンザニア、グアテマラ、エクアドル、ペルーから選ばれた若手女性研究者5名が参加し、それぞれの研究活動成果をプレゼンテーションしました。彼女たちは、岡山大学での2週間から1ヵ月の滞在中に得た知見や成果について熱心に発表し、多くの聴衆を魅了しました。
プログラムの背景
この共同プログラムは、2020年1月に岡山大学がUNCTADと締結した包括連携協定に基づいています。この協定は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成を目的とし、科学技術イノベーションを通じた人材育成を目指しています。これまでに27人の研究者がこのプログラムを経ており、今回の第5期生の発表が行われたことで、参加者たちが得た知見や経験が広がることが期待されています。
発表会の盛況
発表会はUNCTADを代表するアンヘル・ゴンサレス・サンス氏や岡山大学の那須保友学長を始め、三村由香里理事、佐藤法仁副理事、横井篤文副学長等、多くの関係者が参加しました。発表を行った若手女性研究者たちに対して激励の言葉が贈られ、発表後は和やかな交流が行われました。
また、昨年度の参加者による別のプレゼンテーションも行われ、共同研究者としての活動が活発になっている事例が紹介されました。例えば、前回のプログラムに参加した研究者が研究資金への応募を計画しているという事例が、研究者同士の連携の重要性を強調しました。
今後の目標
岡山大学は、国連の中枢機関であるUNCTADとの連携を今後も強化し、STI for SDGsに基づく取り組みを通じて国内外への発信を続ける考えです。地域に根ざした特色ある研究大学として、今後も未来を担う女性研究者の育成に貢献し、国際的な研究環境を推進していく方針です。
本プログラムは、教育の場としてだけでなく、若手研究者が国際的に活躍するための重要なステップを提供するものであり、岡山大学の取り組みが世界中の研究者たちに影響を与え続けることを期待しています。