台北で開催される次世代シークエンシング国際サミット
台湾の感染症遺伝子解析をリードする「亞洲準譯股份有限公司」が、次回の「次世代シークエンシング感染症応用国際サミット」を2025年の9月13日に台北で盛大に開催することを発表しました。このイベントは、「日台共創、ボーダレスな精密医療」というテーマのもと、感染症診断の最前線に関する重要な議論が交わされる場となります。
サミットの目的と意義
今回のサミットでは、感染症に対する新しいアプローチとして、メタゲノム次世代シークエンシング(mNGS)技術が取り上げられます。mNGSは、原因不明の感染症や重篤な病状を抱える患者に対する革命的な診断手法として注目を集めており、その検出力の向上が注目されています。これにより、適切な治療を迅速に提供するための新たな可能性が開かれます。
スピーカーのご紹介
サミットには、日本からも多くの権威ある専門家が登壇します。長崎大学病院の柳原克紀教授が感染症診断や抗菌薬管理に関する豊富な知見を共有するほか、愛知医科大学病院の三鴨廣繁教授が座長として、mNGSの臨床応用についての課題や戦略を多角的に議論します。
臨床エビデンスの紹介
また、台湾各地の名門医療機関からも最新の臨床データが発表され、台湾大学病院、三軍総医院、高雄医学大学など、実際に使用されているデータが共有される予定です。これにより、日台両国の医療現場からの情報を通じた相互理解が促進されるでしょう。
言語の壁を越えた交流
さらに、全セッションには日中同時通訳やリアルタイム字幕が提供されるため、現地参加者のみならずオンラインで参加する医療・研究者も言語の障壁を感じることなく、議論に参加できます。これにより、より多くの人々が共通の課題に取り組むことが可能になります。
CEOからのメッセージ
亞洲準譯のCEO、劉君豪氏は「感染症という人類共通の課題には国境はない」と述べ、特に日台の連携を強化し、実践的な対話の場を作り出すことの重要性を強調しています。このサミットを通じて、mNGS技術をアジア太平洋地域に普及させ、未知の感染症を人類の脅威から遠ざけることを目指しています。
参加方法
このサミットは、感染症診断の未来についての貴重な機会です。さらに、日台の専門家との貴重なネットワーキングが可能な場でもあります。オンライン参加の登録は既に開始されていますので、ぜひこの機会をお見逃しなく!
イベント詳細
- - 会議名:2025年第5回 次世代シーケンシング感染症応用国際サミット
- - 開催日:2025年9月13日(土)15:30〜19:00(日本時間 16:30〜20:00)
- - 開催形式:会場参加(集思北科大國際會議中心)+オンライン配信
- - 通訳対応:全セッション日・中同時通訳およびリアルタイム字幕付き
- - 登録フォーム:こちらから参加登録
このサミットは、感染症診断の未来を共に考えるための貴重な場です。皆様の参加を心よりお待ちしております。